株式会社ecbeingは、EC構築プラットフォーム「ecbeing」の2022年1月から12月の年間流通総額が9,912億円に達したと発表した。
2022年は各社が顧客のファン化を強化するマーケティング戦略、ECサイトのメディア化、新規モール事業参入など新しい取り組みを推進する動きが増加。コロナ禍の影響でEC化率も高まるなか、他社との差別化や顧客満足度の向上を今まで以上に進めていくことは、各社共通の課題であったと考えられる。
ecbeingでは2022年、メディアコマースを活用したメーカーECや新規モールサイト、ネットスーパーなどさまざまな業界・業態のECサイト構築を幅広く手掛けた。あわせて、200名を超えるデジタルマーケティング人材によるマーケティング支援及びMA施策・CRMなどの対応ならびにレビュー・SNS連携・動画・店舗予約・アプリなどの最新トレンドに特化した「マイクロサービス」の提供といった、人とサービスの両軸により、各社のEC事業の業績を伸ばすことができたという。
年間総受注件数も年間流通総額に比例して増加
年間のecbeing全ユーザーの総受注件数は2019年が約4,537万件、2020年は約6,233万件、2021年は約6,479万件、2022年は約7,377万件と4年連続で年間流通総額に比例して増加している。
2022年のecbeing年間総ページビュー数は約143億PV
年間のecbeing総ページビュー数は2021年が約113億PVに対し、2022年は約143億PVとサイトの回遊性も大幅に向上。要因のひとつとしては、アクセス数の多い大手ECサイトへのリリースや、Instagram連携ツール「visumo」やレビュー最適化ツール「ReviCo」、メディアコマースを構築する「UNITE」といったマイクロサービスの導入が広がったことにより、マーケティング戦略に則ったサイト自体の訴求強化とコンテンツが充実。その結果、集客や回遊率向上につながったと考えているとのこと。