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ECzine Day 2024 June

2024年6月6日(木)10:00~17:40(予定)

ECzineニュース

Twitter企業アカウント調査 キャンペーン参加後、6割超がフォロー継続傾向に/ネオマーケティング

 生活者起点のリサーチ&マーケティング支援を行なうネオマーケティングは、「Twitterの企業アカウント」をテーマにインターネットリサーチを実施。Twitter企業アカウントの影響力がどの程度あるのかアンケートを行った。

 同調査内容の詳細は、次のとおり。

SNSの利用状況(n=2,500)

 SNSの利用状況についてたずねた。全体の結果を見ると、Twitterの利用率は52.2%。おおむねふたりにひとりの割合で、Twitterユーザーがいることがわかる。

 しかし、その利用率は年代によって大きく差がみられた。20代は79.1%と約80%の利用率に。「YouTube(ユーチューブ)」や、連絡手段としてもはやインフラ化している「LINE(ライン)」も同じく約80%であることに鑑みると、Twitterの利用率がいかに高いかがうかがえる。

これまでフォローしたことのあるTwitterアカウント(n= 1,305)

 Twitter利用者に対し、これまでにフォローしたことのあるアカウントの種類をたずねた。全体の結果を見ると、Twitter利用者の60%以上が企業やブランドアカウントをフォローしているという結果に。

 年代別で比較すると、特に30代が企業やブランドアカウントをフォローすることにもっとも積極的であり、72.3%のフォロー率となっている。

Twitterを利用している理由(n= 829)

 Twitterを利用している理由をたずねた。全体の結果を見ると、「最新の情報を取得するため」が53.2%で半数以上を占める。そこに「話題や流行情報を取得するため」が43.8%で続いた。

 最新情報や話題、流行情報の取得でかなりの割合を占めていることから、多くの人にとってTwitterは、コミュニケーションをする・コミュニティ形成をするツールというよりも「“今”最新の(スピード感のある)情報をキャッチするツール」であることがわかる。

 同じ情報でも、より「情報収集」自体に積極性が感じられる「仕事関係の情報を取集するため」の割合は12.3%と、比較的少ない割合となった。

 これを踏まえるとTwitterでの情報収集は、何か興味のある情報を積極的にキャッチしていこうというだけでなく、特に明確な目的無くTwitterを開いたら“たまたま情報がキャッチできてしまう”という、受け身の情報収集のかたちも多いと推察される。

商品を購入するきっかけになったもの(n=829)

 商品を購入するきっかけになったものをたずねた。全体の結果を見ると、「企業アカウントからの投稿」をきっかけに商品を購入した割合は40.3%。注目なのは、「個人アカウントの投稿」をきっかけとする商品購入が36.7%あったことだという。

 まだ企業主体の投稿が優勢ではあるものの、個人が発信する情報が商品購入につながるケースもほぼ同程度にあることがわかる。

フォローしたことのある企業・ブランドアカウントのジャンル(n= 829)

 フォローしたことのある企業やブランドのアカウントのジャンルとしてあてはまるものをたずねた。ここでは、上位10項目のみを表示している。

 「芸能界・タレント」が36.1%でトップとなり、そこにわずか0.9ポイント差の35.2%で「食品」が続く。Twitterユーザーにとって「食品」関連のアカウントは、「芸能界・タレント」とほぼ同様に関心のあるジャンルであることがうかがえる。

企業または商品アカウントをフォローしたきっかけ(n=829)

 企業または商品アカウントをフォローしたきっかけをたずねた。全体の結果を見ると、「Twitter内でのキャンペーンに参加するため(リツイート、ハッシュタグ、いいねなど)」が44.0%でトップに。

 一方「個人の投稿やリツイートで知って興味を持ったから」と、個人の投稿やアクションをきっかけにフォローする割合も約30%あった。

Twitter内でのキャンペーンに参加または応募した目的(n= 365)

 前掲した設問「企業または商品アカウントをフォローしたきっかけ」にて「Twitter内でのキャンペーンに参加するため(リツイート、ハッシュタグ、いいねなど)」と回答した人に対し、キャンペーンに参加または応募した目的をたずねた。

 全体の結果を見ると、71.8%でトップとなったのが「景品がほしいから」。そこに9.9ポイント差の61.9%で「クーポンや割引などお得な情報がほしいから」が続いた。企業がTwitter上でキャンペーンを実施する場合、「景品」の存在が参加のモチベーションとしてもっとも高い結果となった。

キャンペーン終了後の行動(n=365)

 前掲した設問「企業または商品アカウントをフォローしたきっかけ」にて「Twitter内でのキャンペーンに参加するため(リツイート、ハッシュタグ、いいねなど)」と回答した人に対し、キャンペーン終了後の行動としてあてはまるものをたずねた。

 キャンペーン参加後、60%以上がフォローを継続する傾向にあることが判明した。

Twitter内でのキャンペーン終了後、フォロー解除しない理由(n=241)

 前掲した設問「キャンペーン終了後の行動」にて「どちらかといえばフォローを解除しない」「フォローを解除しない」と回答した人に対し、解除しない理由をたずねた。

 「またキャンペーンがあったときに参加したいから」が、43.2%でトップに。しかし一方で「その企業やブランドの情報が欲しいから」が15.8%、「その企業やブランドを好きになったから」が9.1%と、ポジティブな理由でフォローを継続する人も少なくない結果となった。

調査概要
  • 調査実施日:2022年12月6日(火)~2022年12月8日(木)
  • 調査対象:アイリサーチ登録モニターのうち、全国の20歳以上69歳以下の男女でTwitter企業アカウントをフォローしている人
  • 有効回答数:2,500名
  • 調査方法:ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したウェブアンケート方式で実施

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ECzine編集部(イーシージンヘンシュウブ)

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