ロックウェーブが提供するクラウド型ECサイト構築ASP「aishipシリーズ」は、国内ASPとして『ソーシャルギフト』の機能をリリースした。これにより、ギフト商材を取り扱うECを含むあらゆるEC事業者の自社ECサイトに、『ソーシャルギフト』の機能をカスタマイズ無しで容易に導入することができる。
ギフト市場は近年、虚礼廃止などもありお中元やお歳暮を代表とするフォーマルギフトが縮小傾向にあるなか、家族や友人・知人などの親しい間柄で手軽に贈れるカジュアルなギフトのニーズが高まる一方、防犯意識の高まりや個人情報漏洩防止の観点から、相手の住所を知らない人も増えている。
『ソーシャルギフト』は、メールやLINEなどのSNSを通じて気軽に贈ることができるため、SNSでのみでつながっている相手に対してもギフトを贈ることが可能となる。
同機能利用による消費者およびEC事業者のメリットは、次のとおり。
消費者側:贈る人のメリット
住所が分からなくても贈れる
相手の住所が分からなくても、メールやLINE・Facebookなどつながっている人に対して、URLをシェアすることでギフトを贈ることができる。
贈りたいタイミングで贈れる
季節のイベントやちょっとした記念日など、ふと思い立ったタイミングで、受取人の都合を確認しなくてもギフトを贈ることができる。また、急なお祝い事や記念日ギリギリになっても、注文時に先にメッセージを送り、商品はあとで配送することで、相手に思いを伝えることができる。
消費者側:受取る人のメリット
都合に合わせて受け取り
ギフトを受け取る人が配送場所や日時を指定できるため、受取人自身の都合に合わせて受け取れる。
個人情報の保護
贈る人に住所を知られなくてもギフトを受け取ることができるため、個人情報を保護できる。
EC事業者のメリット
新規客層やリピーター獲得
SNSのみでつながる友人が多い若年層や、住所を知らない相手から突然のギフトでサプライズ感を求める客層など、新規客層獲得に期待できる。ソーシャルギフトの利便性を体感した消費者のリピーター獲得も期待できる。
ブランドイメージ向上
最新のトレンドに乗ったサービスを展開することで「新しいギフト形態へチャレンジしている」といったブランドイメージの向上にも繋がります。
記念日ギリギリまで注文受付
記念日が迫っていても、ギリギリまで売上を伸ばすことが可能。記念日を過ぎてから商品を発送することで発送作業が集中しない。
新たなギフト形態を模索できる
『ソーシャルギフト』の機能は、店舗受注や試供品配布、親からの仕送り、BtoBなどに活用できる。
『ソーシャルギフト』機能利用の流れ
[贈る人]ギフト選定・決済・専用URLのシェア
ソーシャルギフト対応しているECサイト内で、贈りたい商品を選択しカートに入れ、「ソーシャルギフトで贈る」を指定。配送先と配送日時の入力不要で、ギフトレターを作成して決済を行う。
決済完了後に発行される「専用URL」を贈りたい人にSNSでシェアして完了となる。
[受け取る人]受け取り場所と日時設定
ギフトレターが届くと、受け取り場所や希望日時を入力。受け取る人は贈り主に喜びのメッセージを伝えることで、新たなコミュニケーションが生まれる。