SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

最新イベントはこちら!

ECzine Day 2024 Autumn

2024年8月27日(火)10:00~19:15

越境ECに欠かせない、必須英語表現

「Home Page」ではなく「Site」 トップページの正しい英語表記は?

 前回は、ネットショッピング全体についての基本用語のお話をしましたが、今回からは、もう少し具体的にポイントをしぼって、越境ECに役立つ英語を紹介していきます。今回はまず、お店の顔ともいえる「トップページ」で役立つ英語表現をピックアップします。

あるのとないのでは大違い! トップページの英語化対策

 ECサイトを訪れた人たちは、その最初に目にしたページのイメージをもとに、そこで買い物するかどうかの判断をします。日本語サイトと同様、できるだけフレンドリーで、どんなお店か、何が特徴なのかがわかりやすい表現をご紹介します。

 定番の「ようこそ、当店のホームページへ」は、

 Thank you for visiting our site./shop.

 などが定番のフレーズです。英語では、ホームページを site というのが一般的です。日本ではHome pageと言ったり、略してHPなどと表記することがありますが、これはネイティブにはピンとこないので気をつけましょう。ほかにも、

 We hope you enjoy your shopping experience.

 は、「買い物を楽しんでください」という意味で、「ゆっくりご覧ください」というニュアンスになります。この enjoy は「楽しむ」という意味ですが、オンラインショップだけではなく、通常の対面接客などでも、お客様に対してよく使う便利な単語です。Enjoy your meal!と言えば「お食事お楽しみください」と、レストランなどで店員が担当のお客様にとてもよく使います。

トップページの最初で使える「あいさつ英語」

 Welcome to our online shop! ようこそ当オンラインショップへ!

 Thank you for shopping with us. 当店でのお買い物、ありがとございます。

 Thanks for visiting! ご訪問ありがとうございます!

越境ユーザーの信頼を高める、「policy」表記

 トップページには、

 Items(商品)
 About us(私たちについて)
 Shipping(配送)
 Payment(お支払い方法)

 など、サイト内の各ページの項目も英語にするとわかりやすくなります。どれもとても大切な要素なので、次回以降で細かくご紹介していきます。ただ、トラブルを避けるためにも必ず入れておきたいのが、「お店の方針」です。方針は policy と言い、Privacy policy で「個人情報についての取り扱い」、また Return policy で「返品交換についての方針」となります。この要素は忘れずに入れましょう。policy の代わりに、 notice も使えます。

「サイトの方針」を説明する表現

 For returns, please see our Return Policy.
 返品については、返品規約をご覧ください。

 Please read the Privacy Notice thoroughly before registering as a member.
 会員登録される前に、「個人情報保護方針」をよくお読みください。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

次のページ
「会員登録」して、越境ECでもLTV対策!

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
越境ECに欠かせない、必須英語表現連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

デイビッド・セイン(David Thayne)

アメリカ出身。累計400万部以上の著作を刊行する英語本のベストセラー著者。日本で30年近く英語を教えており、これまで教えてきた生徒数は数万人に及ぶ。翻訳、英語書籍・教材制作などを行うクリエーター集団「エートゥーゼット」の代表。著作に『「ごちそうさま」を英語で言えますか?』(アスコム)などがある。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事をシェア

ECzine(イーシージン)
https://eczine.jp/article/detail/4279 2017/02/24 08:00

Special Contents

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

2024年8月27日(火)10:00~19:15

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング