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リユースのオムニチャネルで注目!
コメ兵のスマホECサイトが提供しようとする価値とは 

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2014年4月に「オムニチャネル活用の売上高が30億円突破」と発表し、その後の施策にも注目が集まるコメ兵。今回はスマホECサイトのユーザビリティを見ながら、シームレスな取り組みを紹介していきます。

ネットとリアルをシームレスに コメ兵のスマホサイトの役割

 コメ兵のリユース商材は、以下2点が特徴です。

  1. 一点ものであること
  2. 高額商品であること

 そのため在庫管理が難しく、高頻度で売れない特性があります。リユース市場は成長見込みがありますが、CtoCの「メルカリ」や海外勢力等の登場により、プレイヤーは変化する兆しがあります。そのような外部環境を背景に、コメ兵ではどのような取り組みをしているのでしょうか。

 コメ兵のスマホサイトをはじめとするウェブ全般の取り組みを見ると、消費者の心理を突いた施策を提供することにより、大きな視点として「実店舗とネットのシームレス化」というテーマに取り組んでいると思います。

 店舗部門やネット部門というような縦軸の区分はせずに、「お客様視点」を追求した全社的な協力体制を感じます。具体的な施策を見ていきましょう。

シームレス施策1:実物を店舗に取り寄せ、接客でCVさせる

 高額ブランドのリユース商品であればこそ、ウェブだけで完結せずに、手に取って状態を確認したいという消費者ニーズも少なくないと思います。コメ兵のウェブサイトでは、近隣店舗をユーザーが指定して、取り寄せをすることができます。

 おそらく、実店舗における接客を自社の強みとし、対面する機会が得られれば購入率を上げる自信があるのでしょう。ある記事によれば「コメ兵の商品取り寄せ施策の買い上げ率は5割」とのことですから、売上に大きなインパクトを与える施策になっていると考えられます。

 一方で、全国展開をしているとは言え、指定できるのは21店舗に限られ、本サービスを受けられる地域が限定されるのは気になるところです。昨今、コンビニ受取などの選択もありますが、「接客」を強みとしている以上は、自社の実店舗に限られるでしょう。

スマホユーザビリティ、ここに注目

 商品詳細ページの「カートに入れる」ボタンの下部に店舗取寄ボタンを配置し、ユーザーにネット上の購入か、実店舗での実物確認か、選択肢を与えることにより、商品詳細ページでの離脱を予防しています。

 取り寄せ申込み画面では、希望店舗の選択とフリーワードのコメントを追記することが可能です。細かい点ですが、注意文言の「吉祥寺店にはフィッティングルームがない」旨の案内は、店舗における丁寧な接客のウェブ版とも感じます。

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