再春館製薬所は、GROWTH VERSEと共同で、AIを活用した新たな顧客コミュニケーション基盤を設計した。購買サイクルや行動履歴をAIで分析し、広告・メール・DM・架電などのチャネルで最適なタイミングと内容の情報を提供することで、顧客エンゲージメントの最大化と顧客満足度向上の両立を図る。

再春館製薬所はこれまで、電話を主なコミュニケーションツールとしてきた。しかし現在、新規顧客の約9割がデジタル経由となっている。そこで同社は、AIを活用した個別最適化アプローチを構築し、従来の画一的なアプローチを転換。AIが算出した「購買確率」や「最適な購入サイクル」にもとづき、顧客の今に合った情報を届けようとしている。
AIを活用した施策内容
今回の協業では、購買サイクルデータを顧客の「声なき声」と捉え、AIを活用して顧客の現在の状況を具現化する。「商品を必要とされる最適な時期」や「メッセージが響く」適切なタイミングを探り当て、情報提供における心地良さの追求を図る。
