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ECzine Day 2024 Autumn

2024年8月27日(火)10:00~19:15

ECホットトピックス

買い物欲を満足させるECサイト構築12のツボ 「買いたい気持ちを作り出す 博報堂流 ショッパーマーケティング」


 ECオープンプラットフォーム「EC-CUBE」を運営する株式会社ロックオンは、9月11日にイベント「EC-CUBE DAY」を開催。「買いたい気持ちを作り出す 博報堂流 ショッパーマーケティング」と題し、株式会社博報堂 ショッパー・リテールマーケティング局長 買い物研究所所長 青木雅人さんが講演を行った。

 博報堂 青木雅人さんは、まず、ショッピングには2つの欲があり、いいモノを手に入れたいという「モノ欲」といい買い物がしたいという「買い物欲」が満たされ、完結する。そして今、ショッピングの動機が、後者の「買い物欲」が占める比率が高くなっているのではと述べた。

 買物行動を作り出すには、以下2つがあるとする。

  • 新しいマーケティングチャンスの発掘
  • 買い物欲を高める買い場(=サイト構築)

 まず、新しいマーケティングチャンスを発掘するには、「前年比」だけでなく、さまざまなスパンで購買データの変化を見てみるのが1つの手法だ。たとえば、スーパーでは人口減や単身世帯の増加などから消費行動が変化しており、それはECサイトにも表れているはずだとした。

 そして、買い物欲を高める買い場(ECサイト)をつくるためには、12のツボがあると言う。

  1. 鮮度……新着商品やランキング
  2. 驚愕……話題の創出
  3. 行動連鎖……レコメンド、セット販売
  4. 異世界感……サイトデザイン
  5. 体感・直感……AR導入など
  6. 体験連想……コーディネート提案
  7. コンセプト……お店らしさを出す
  8. 参画性……お客様巻き込み型の商品開発
  9. 学習……こだわりポイント、ショップブログ
  10. 自律選択……カラーバリエーション
  11. 顧客洞察……購買履歴、アンケート
  12. 信頼・納得感……クレド訴求

 今や、マーケティングの基準は変わっており「いい買い物体験に対する訴求」は欠かせない。いい品揃えは大前提で、12のツボのうち1つでも2つでも取り入れていって欲しいと述べ、講演を締めくくった。

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この記事の著者

ワダ スミエ(ワダ スミエ)

2013年11月11日〜2023年3月31日までECzine編集部在籍。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://eczine.jp/article/detail/1120 2022/06/29 10:00

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