SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

最新イベントはこちら!

ECzine Day 2024 June

2024年6月6日(木)10:00~17:40(予定)

ECホットトピックス

買い物欲を満足させるECサイト構築12のツボ 「買いたい気持ちを作り出す 博報堂流 ショッパーマーケティング」


 ECオープンプラットフォーム「EC-CUBE」を運営する株式会社ロックオンは、9月11日にイベント「EC-CUBE DAY」を開催。「買いたい気持ちを作り出す 博報堂流 ショッパーマーケティング」と題し、株式会社博報堂 ショッパー・リテールマーケティング局長 買い物研究所所長 青木雅人さんが講演を行った。

 博報堂 青木雅人さんは、まず、ショッピングには2つの欲があり、いいモノを手に入れたいという「モノ欲」といい買い物がしたいという「買い物欲」が満たされ、完結する。そして今、ショッピングの動機が、後者の「買い物欲」が占める比率が高くなっているのではと述べた。

 買物行動を作り出すには、以下2つがあるとする。

  • 新しいマーケティングチャンスの発掘
  • 買い物欲を高める買い場(=サイト構築)

 まず、新しいマーケティングチャンスを発掘するには、「前年比」だけでなく、さまざまなスパンで購買データの変化を見てみるのが1つの手法だ。たとえば、スーパーでは人口減や単身世帯の増加などから消費行動が変化しており、それはECサイトにも表れているはずだとした。

 そして、買い物欲を高める買い場(ECサイト)をつくるためには、12のツボがあると言う。

  1. 鮮度……新着商品やランキング
  2. 驚愕……話題の創出
  3. 行動連鎖……レコメンド、セット販売
  4. 異世界感……サイトデザイン
  5. 体感・直感……AR導入など
  6. 体験連想……コーディネート提案
  7. コンセプト……お店らしさを出す
  8. 参画性……お客様巻き込み型の商品開発
  9. 学習……こだわりポイント、ショップブログ
  10. 自律選択……カラーバリエーション
  11. 顧客洞察……購買履歴、アンケート
  12. 信頼・納得感……クレド訴求

 今や、マーケティングの基準は変わっており「いい買い物体験に対する訴求」は欠かせない。いい品揃えは大前提で、12のツボのうち1つでも2つでも取り入れていって欲しいと述べ、講演を締めくくった。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
ECホットトピックス連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

ワダ スミエ(ワダ スミエ)

2013年11月11日〜2023年3月31日までECzine編集部在籍。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事をシェア

ECzine(イーシージン)
https://eczine.jp/article/detail/1120 2022/06/29 10:00

Special Contents

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

2024年6月6日(木)10:00~17:40(予定)

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング