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接客業から異職種に転職した理由1位は「接客のストレス」 転職後も9割が満足/ビズヒッツ調査

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2021/07/15 05:00

 ビズヒッツは、接客業から異職種に転職した男女500人を対象に「転職理由に関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化した。

 ビズヒッツが運営するビジネス上の問題解決を考えるメディアBiz Hitsは、接客業から異職種に転職した男女500人に「接客業から異職種に転職した理由」についてアンケート調査を実施。その結果をランキング形式でまとめた。

接客業から異職種に転職した理由1位は「接客のストレス」

 まず接客業から異職種に転職した理由をたずねたところ、結果は次のようになった。上位10位までのランキングは次のとおり。

 1位になったのは「接客のストレス」。2位以下は「勤務日時への不満」「他職種に挑戦したい」と続く。転職理由のアンケートで上位に入ることが多い「人間関係の悩み」は、9位に。なお、11位以下には「転職時に接客業の求人が少なかったから」など、「接客業を続けたかったができなかった」という人もいた。

1位 接客のストレス

 「笑顔でいることに疲れた」「クレーム対応がつらかった」「お客さんの愚痴や八つ当たりに嫌気が差した」と答えた人が目立つ。なかには「接客のストレスから体調を崩した」という人もみられた。接客に大きなストレスを感じて「お客さんと直接関わらない仕事に変わりたい」と、転職を考えた人が多いことがうかがえる。

2位 勤務日時への不満

 「拘束時間が長い」「不規則な勤務」「休日が少ない」「土日や年末年始に休みにくい」などの不満から転職を決意した人が多数。具体的には「日によって違うが、10時出勤で23時退勤。休憩は1時間、休日は月5日」「ひどい時は始発~終電まで仕事をした日も。休日出勤もあった」などの体験談が寄せられた。「採用面接時は土日休み可能という話だったが、実際には周りに気を使ってしまい休みづらかった」という声も。「結婚や子どもの誕生をきっかけに、勤務日時が合わなくなった」という人も多くいた。

3位 他職種に挑戦したい

 「もともとやりたかった仕事に挑戦した」「働くなかで他の仕事に興味を持ちはじめた」という回答が多数寄せられた。転職先の職業は、保育士、公務員、新聞記者、事務職、営業、製造業などさまざま。もともと持っていた資格を活かして転職した人もいれば、「勉強して介護関係の資格をとった」など、転職のために働きながら資格の勉強をした人もいた。

4位 体力的につらい

 「立ちっぱなしでの勤務や、重い荷物を運ぶのがつらい」「不規則な勤務で身体がついていかなかった」という回答が多く寄せられた。「体力的に一生できる仕事ではない」「40代にさしかかり、体力的に夜勤と立ち仕事が苦になってきた」という回答も。年齢を重ねたときに、さらに体力的に厳しくなると考え、転職を決めた人が多くいた。

5位 収入をアップさせたい

 「仕事内容や勤務時間がハードなわりに、収入が少ない」と不満を感じ、転職を決意した人が多いとわかった。また、「アルバイトで収入が不安定だったので、固定給の仕事に変わりたかった」という回答もあがっていた。

6位 長く続けられない

 「接客の仕事は長く続けられない」「接客業は年を重ねると需要が減る」「25歳を過ぎたころから、年齢を気にするようになった」などの意見があった。

 接客業で長く活躍する人もいるが「離職する人が多い」「長く活躍しているロールモデルが周りにおらず、将来像を描きにくい」などの理由で、「長く働けない」と感じる人が多いのではないかと推測される。4位の「体力的につらい」でも意見があったように、「年齢があがったときに、身体がついていかないだろう」と感じる人も多い。

7位 接客に向いていない

 「自分の感情を出さずに笑顔でいるのが向いていない」「もともと人見知りだから」など、働いてみたものの接客業との相性が良くなかった人も多い。「対人関係は苦手だったが、正社員採用されたのが接客業だったから」働いていたという人も。「接客業の奥が深くて、自分のキャパが限界だった」という回答もあった。

8位 キャリアアップのため

 「手に職をつけたくて」「スキルアップしたかった」という回答が寄せられた。具体的な転職先は事務、営業、電気工事関係など。資格をとり、その資格を活かして転職した人もいた。

9位 人間関係の悩み

 「ハラスメントやいじめ」「上司や同僚との関係に疲れた」「上司と意見が合わない」という意見が目立った。同じ店舗で働くスタッフが少人数であったりすると「馴染めない」「人間関係がツライ」と感じたときに、逃げ場がないのではないかと推測される。

10位 将来への不安

 「業界や自分の将来に不安を感じる」という回答が寄せられた。「勤務していた店舗が休業して不安を抱いた」「今後自分の職種がなくなっていくのではと不安になった」という人も。不況の影響を受けやすい接客業だけに、社会情勢の変化に大きな不安を感じたののではないかと考えられる。なお11位には「安定した仕事につきたかった」という回答が入った。

接客業から異職種への転職が順調だった人は71.0%

 続いて「接客業から異職種への転職は順調だったか」と聞いたところ、回答は次のようになった。

 「順調」「まあ順調」と答えた人が71.0%で、7割超え。「異職種への転職って難しいのでは?」と不安を感じている人も多いかもしれないが、実際は多くの人が転職に成功していることがわかる。

接客業から異職種へ転職してよかった人は91.6%

 最後に「接客業からほかの職種に転職してよかったか」と聞いたところ、回答は以下のようになった。

 「よかった」「まあよかった」が合わせて91.6%。9割以上の人が接客業から異職種への転職に満足しているとわかる。転職活動が大変だった人からも「転職してよかった」という回答が多く寄せられた。

調査概要
  • 調査対象:接客業から異職種に転職した人
  • 調査日:2021年6月8日~21日
  • 調査方法:インターネットによる任意回答
  • 調査人数:500人(女性352人/男性148人)


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