ウェザーニューズは、高精度の気象データと最新技術の活用によって企業のDXを推進し、ビジネス課題を解決するWxTechサービスにて「紫外線予報API」の提供を6月29日に開始。紫外線強度などの予測データを提供し、アパレルや化粧品業界でのマーケティングを支援する。
紫外線予報APIは、1時間ごとの紫外線の強さを指標化した同社独自の紫外線指数「UVインデックス」と紫外線強度の予測データを1kmメッシュの細かさで提供。予測技術には、精度向上のため機械学習モデルを採用している。また、データの提供は企業システムと連携しやすくするために、クラウド経由で行う。
同サービスはすでにアパレル企業で導入が決定しており、アプリやECサイトにおいて紫外線の強さに合わせた商品やファッションコーディネートのレコメンドに活用される予定。同社はこのほかに、化粧品メーカーやドラッグストアで紫外線が強まるタイミングでUV対策アイテムやスキンケア商品のクーポンを発行するなど、販売促進での活用も想定している。
また、紫外線予報APIの提供にともない、天気アプリ「ウェザーニュース」においても、紫外線情報と連動した広告出稿が可能となった。同アプリの「天気連動広告」は、気象データとアプリのユーザーの位置情報をもとに、現在地の気象状況に応じた広告をアプリ内で自動配信できるサービス。今後はユーザーがいる場所のピンポイントな紫外線情報にも合わせて広告を出すことで、広告効果の向上を目指すとのこと。