MMD研究所は、コロプラが提供するスマートフォン向けインターネットリサーチサービス「スマートアンサー」にて共同調査を行った。第29弾として「2020年5月総合EC・ネットスーパー利用動向調査」を実施。調査結果を発表した。
メイン利用の総合ECはAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピング、ネットスーパーはイオン・楽天西友・イトーヨーカドー
回答者全体に対して総合ECについて知っているか聞いたところ、「Amazon」が97.1%ともっとも多く、次に「楽天市場」が95.1%、「Yahoo!ショッピング」が92.5%となった。
総合ECを知っている人に利用経験を聞いたところ、全体の認知度順と同じ結果に。また、総合ECを現在利用している人にメイン利用の総合ECをたずねたとこと、やはり認知度順と同じ結果になり、「Amazon」が52.0%ともっとも多かった。
続いて、ネットスーパーについて知っているか聞いたところ、「イオンネットスーパー」が62.3%ともっとも多かった。次に「イトーヨーカドーのネットスーパー」、「楽天西友ネットスーパー」という結果に。
続いて、ネットスーパーを知っている人に利用経験を聞いたところ、もっとも多いのは「楽天西友ネットスーパー」で11.2%、次に「イオンネットスーパー」、「イトーヨーカドーのネットスーパー」となった。
次に、ネットスーパーを現在利用している119人を対象に、メイン利用のネットスーパーを聞いたところ、「イオンネットスーパー」が38.7%ともっとも多い結果に。「楽天西友ネットスーパー」、「イトーヨーカドーのネットスーパー」が続いた。
ネット購入において良かった点は「自宅まで届けてくれる」、困った点は「実物が見られない」
総合ECまたはネットスーパーの利用経験がある人を対象に、インターネットで商品を購入する際に良かった点を複数回答で聞いたところ、「自宅まで届けてくれる」が56.7%ともっとも多かった。「ポイントが貯まる」が52.2%、「24時間いつでも購入できる」が52.0%で、僅差となった。
続いて、インターネットで商品を購入する際に困った点を複数回答で聞いたところ、「実物が見られない」が49.3%。次に「送料がかかる」、「買ってから届くまで少し時間がかかる」が28.0%となった。
総合EC関連サービスでの利用最多は「PayPay」 理由は「ポイントが貯まる」「使いやすい」
総合ECを現在利用していると回答した人を対象に、総合ECの関連サービスを利用しているかたずねた。利用しているサービスでもっとも多いのは「PayPay」で46.4%、次に「Amazonプライム」は32.0%、「楽天銀行」は29.3%という結果に。利用経験で見てみると、「PayPay」は50.4%ともっとも多く、次に「Amazonプライム」、「ヤフオク!」となった。
続いて、総合ECの関連サービスを利用している人に、利用する理由を聞いたところ、「ポイントが貯まる」が61.8%ともっとも多く、次に「使いやすい」が51.5%となった。
利用しているポイントは「Tポイント」がトップ
回答者全体に対し、利用しているポイントについて複数回答で聞いたところ、「Tポイント」が71.7%ともっとも多く、次に「楽天ポイント」が58.3%、「Pontaポイント」が47.8%となった。
続いて、利用しているポイントをメイン利用の総合EC上位6サービス別に見てみると、Amazonは「Amazonポイント」、楽天市場は「楽天ポイント」、Yahoo!ショッピングは「Tポイント」がそれぞれもっとも多い結果となった。
※なお、2020年5月21日に「au WALLET ポイント」が「Pontaポイント」へ変更となったが、同調査は変更前に聴取したものとなるため別々の項目で記載。
調査概要
- 調査期間:2020年5月13日~5月18日
- 有効回答:2,128人
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:スマートフォンを所有する18歳~69歳の男女
- 設問数:20問