BASE株式会社は、同社が運営するネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」を利用しているショップオーナーを対象としたオーナーズ調査を開始。第一弾として、「オーナーズ自身のショップに対するブランド意識」をテーマにアンケートを実施。その結果を発表した。
ネットショップ「1名」で運営が5割以上、そのうち7割以上が自身で商品製作も行う
ネットショップの運営人数は、「1名」という回答がアンケート結果全体の55.6%、「2名~4名」は42.3%となっており、全体の9割以上が4名以下の少人数でネットショップを運営していることがわかった。
また、もっとも多い「1名」で運営していると回答したオーナーズのうち、およそ8割が、自身で企画・製作・販売を一貫して行っていた。
ブランド発信の手段としてネットショップを利用しているオーナーズが8割以上
自身のネットショップを「ブランド」として運営している認識があるかを尋ねると、83.2%が「はい」と回答した。
ブランド運営でもっとも重視していることは「コンセプト・世界観」が最多
上の問いで「ブランドとして運営している認識」のオーナーズに、ブランドを運営する上でもっとも重視していることとしては、「コンセプト・世界観」が61.5%と最多で、次いで「商品の品質」、「メッセージの発信」の順となった。一方、「売り上げ」は4.1%に過ぎなかった。
ファン作りはSNSを活用、もっとも利用されているサービスは「Instagram」
95.8%がSNSを活用。もっとも利用しているSNSは「Instagram」で、次いで「Facebook」、「Twitter」の順となった。
BASEでは本調査結果を受け、D2C(Direct to Consumer)の浸透によって広がりを見せている"個人・法人を問わずブランドを立ち上げる時代の流れ”があるのではないかと分析。また、経済的な価値以外に比重をおいているオーナーズも多いととらえている。
調査概要
- テーマ:「オーナーズ自身のショップに対するブランド意識」
- 調査方法:インターネット調査
- 実施期間:2019年3月6日(水)~12日(火)
- 対象:ネットショップ作成サービス「BASE」利用者(性別:男女・その他含む/年齢:20代~70代)
- 回答数:381ショップ
- 調査内容:12項目