ジャストシステムは、直近1年間にECサイトでファッションアイテムを購入した20~50代の男女1,110名を対象に、「ECプロモーション別消費行動調査」を行った。なお調査は、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施された。
ECサイトからの「お知らせ」、メルマガが大半を占めるも20代ではプッシュ通知とSNSが3割強に
ECサイトからのお知らせを受け取る方法について尋ねたところ、どの年代でもメルマガの比率が最も高かった。しかし年代が下がるほどSNSとプッシュ通知の比率が上がり、20代ではSNSが33.5%、プッシュ通知が34.5%となった。
HTMLメールは約6割が許可。全体の8割弱が許可する傾向に
HTML形式でのメルマガを許可するかという質問に対して、「許可している」(59.7%)と「どちらかというと、許可しているメルマガのほうが多い」(18.2%)を合わせると、全体の8割弱がHTMLメールを許可する傾向にあることがわかった。
メルマガを読む割合は若いほうが高い?年代が上がるほど、見出しを見て読むかどうかを決める傾向に
年代が下がるほど「全てのメルマガを読んでいる」、または「ほとんどのメルマガを読んでいる」と答えた比率が高かった。反対に、年代が上がるほど「見出しを見て、気になるものだけを読んでいる」と回答した比率が高かった。ただし、全年代とも比率が最も高かったのは「見出しを見て、気になるものだけを読んでいる」だった。
注目するメルマガの見出しはセール、クーポン、ポイント
注目するメルマガの見出し上位3つは、セール(56.8%)、割引クーポン(51.5%)、ポイント(40.8%)となっており、ユーザーの金銭的な利益に直結する内容が注目を集める傾向にあった。
ECサイトからの「お知らせ」を受け取るSNS、1位はLINE
ECサイトからのお知らせを受け取っているSNSについて尋ねたところ、1位はLINEで79.7%、次いでTwitterの54.7%となった。また、LINEでECサイトを友だちとして登録するきっかけは、公式アカウントからの登録が75.1%と最も多く、次いでスタンプショップからの登録が54.4%だった。
【調査の実施概要】
調査名:「ECプロモーション別の消費行動調査」
調査期間 :2016年10月14日(金)
調査対象 :直近1年間にECサイトで買い物をした20~50代の男女1,110名