印刷・集客支援のプラットフォームを運営するラクスルは、顧客データや行動履歴に応じて出し分け可能なダイレクトメール(DM)サービス「パーソナライズDM」を開始した。

同サービスは、Adobe Expressとラクスルのプラットフォームが機能連携することで、効率的かつ容易にデザイン制作から印刷までのプロセスを完了できるようになったもの。送付先ごとに固有のQRコードを自動付与し、アクセスがあると担当者に即時通知が届く仕組みを採用しており、顧客の反応をリアルタイムで可視化。タイミングを見計らった個別対応の起点として活用できるようになっている。

パーソナライズDMでは、クリエイティブや文面、フォーマットを複数パターン設定し、顧客データや行動履歴に応じた内容の自動出し分けに対応。通常ハガキ・圧着ハガキ・ギフト付きDMなど約30種類のフォーマットが用意されているため、施策の目的やターゲットに応じた形式の選択を可能としている。
なお、同サービスは顧客データを管理するSFA(営業支援システム)やCRM(顧客管理ソフト)など、7つのサービスとの連携を予定しており、宛名データの自動取り込みや送付後のログ取得・行動履歴の統合も可能になる。これにより、送付後の反応に応じたメール送付、DM送付など次のアクションの自動化にも対応するという。