LINEヤフーは、同社が保有するアクティブな調査パネルを基盤とした、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」で、インターネットショッピングサービスに関する調査(一番好きなサービス、そのサービスを好きな理由について)を実施。その結果を発表した。
一番好きなインターネットショッピングのサービス、1位は「Amazon」で約4割、2位は「楽天市場」で3割弱
代表的な大手総合ECモールのなかで、一番好きな「インターネットショッピングのサービス(ファッションや家電など、専門のECサービスなどは除く)」についてたずねた。
一番好きなインターネットショッピングのサービスの全体1位は「Amazon」で、約4割と高い割合に。2位は「楽天市場」で3割弱、3位は「Yahoo!ショッピング」が1割強という結果だった。
年代別にみると、すべての年代でも「Amazon」が1位、「楽天市場」が2位となった。「Amazon」は20代で約5割と高くなっており、最も割合が高いのは20代男性で約6割だった。
「楽天市場」の割合が高いのは30代で、3割台半ば。なかでも、30~50代女性では「Amazon」を抜き「楽天市場」が1位という結果に。もっとも割合が高いのは30代女性で、4割台後半だった。
3位は、10~20代と30代以降で違いがみられた。10~20代では、「Qoo10」が3位にランクイン。特に10~20代女性では、ほかの年代と比べて割合が高く1割超、10代女性では「Amazon」に次いで2位という結果だった。30~60代では、「Yahoo!ショッピング」が3位に入り、特に50代男性で、やや高めの割合となった。
「このなかにはない」という割合は、10代で男女ともに3割超の高い割合。男女別にみると、「Amazon」は男性のほうが高く、「楽天市場」は女性のほうが高い割合だった。
インターネットショッピングのサービスが好きな理由を一部紹介
一番好きと回答したインターネットショッピングのサービスの上位3位について、それぞれ好きな理由をたずねた。
全体1位の「Amazon」を好きな理由は、「配送が早い」が最も高い割合で4割台後半、「送料が無料/安い」「すぐに注文できる/手間がない」も4割強の高い割合に。4位以降、「商品が探しやすい」「取り扱っている商品数が多い」も3割前後の高い割合で続いた。
全体2位の「楽天市場」を好きな理由としては、「ポイントがたまりやすい」が6割台後半で1位に。2位は「お得なキャンペーンやサービスが多い」が2割台後半で、どちらもほかのサービスと比べて高い割合だった。3位以降は、「商品が探しやすい」「送料が無料/安い」「すぐに注文できる/手間がない」が続いた。
全体3位の「Yahoo!ショッピング」を好きな理由は、「ポイントがたまりやすい」が5割超の高い割合で1位に。2位は「お得なキャンペーンやサービスが多い」が2割超で、「楽天市場」と同じ理由が上位2位に入った。3位以降は、「商品が探しやすい」「サイトが見やすい」「送料が無料/安い」がランクインした。
10~20代の女性に人気だった「Qoo10」では、「値段が安い」「コスメ用品が充実している」が5割超と高くなっており、「お得なキャンペーンやサービスが多い」も4割弱の高い割合となった。
調査概要
- 実施時期:2023年10月5日~2023年10月10日
- 調査対象:日本全国の15歳~64歳のLINEユーザーである男女
- 調査方法:スマートフォンでのウェブ調査
- 有効回収数:5,256サンプル ※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック