クックパッドは、増加する共働き子育て世帯(以下、DEWKs世帯/Dually Employed With Kids[あるいは Double Employed With Kids]世帯の略)の課題解決を目指し、生鮮食品EC「クックパッドマート」の商品受け取り用生鮮宅配ボックス「マートステーション」の保育園への設置を強化する「クックパッドマート for 保育園」を開始した。
DEWKs世帯は、家事・育児・仕事などにより日常的に自由に使える時間や人手が慢性的に不足している。子ども連れでスーパーなどの小売店で買い物をするのは、混雑時間帯にレジに並ぶ必要がある、店内を動き回る子どもの様子を見ながらだと落ち着いて買い物ができないなど、さまざまな課題がある。
同社はこうした課題を解決するために、クックパッドマート for 保育園を開始。保育園にマートステーションが設置されることで、保護者は子どものお迎え時にクックパッドマートで注文した商品を受け取り、買い物を完結することができる。
同社が2018年より展開している生鮮食品EC「クックパッドマート」は、利用者の多くがDEWKs世帯である。従来の買い物手段で直面していた課題の解決に貢献している。
DEWKs世帯が生活動線上でスムーズにクックパッドマートを利用できるよう、2019年には保育園にマートステーションの設置を開始。保育園は共働きの親が日々訪れる場所であることから、お迎えと同時に食材を受け取ることで買い物が完結できる点が、導入施設の保護者・施設関係者双方より評価を得ている。
現在、未導入の園の保護者や施設関係者からも多くの要望が寄せられており、今回、DEWKs世帯の課題を解決する施策のひとつとして「クックパッドマート for 保育園」を開始。保育園へのマートステーションの導入を強化し、育児・家事・仕事などにより日々多忙ななか、買い物に負担を感じているDEWKs世帯をサポートする。
保育園へのマートステーション設置について
クックパッドマートでは、就寝前や通勤時の空き時間にアプリで容易に生鮮食品を注文でき、1品から送料無料で商品を受け取ることができる。保育園内に設置されたマートステーションで商品を受け取ることで、お迎え後にスーパーなどに立ち寄ることなく帰宅できるため、未就学児を抱える共働き家庭の買い物の利便性が向上し、平日でも新鮮な食材を手軽に入手することが可能となる。
保育園側にも、待機児童数が減るなかで自園が選ばれる要素のひとつとなる、職員の食事や食育など保育の一環で使用する食材を容易に調達できるなどのメリットがあるという。
マートステーション設置リクエストについて
クックパッドマートでは、マートステーション未設置の保育園への設置をリクエストすることができる新機能を提供開始した。
リクエストは園児の保護者、保育園スタッフ、施設運営者が行うことができ、寄せられたリクエストをもとに、クックパッドマート担当者が保育施設運営事業者へ、設置についての提案を行う。
リクエストの方法
アプリのマイページより、受け取り場所の変更を選択し、地図内のリクエスト受付アイコンよりリクエストを送ることができる。