GMOメイクショップは、『次世代EC開発プロジェクト』として、2004年の創業以来18年間提供し続けているECサイト構築SaaS「MakeShop byGMO」のシステムをフルリニューアルすることを発表した。
「MakeShop byGMO」は、変化し続けるEC市場環境や、多様化する顧客課題に柔軟かつスピーディーに対応できるプロダクトとして生まれ変わるため、インフラ基盤の移行や、モダンアーキテクチャへの総入れ替え、管理画面のリデザインなどのリニューアルを行う。
現在利用中の11,000店舗の取引を止めることなくプロジェクトを進行するため、段階的なリリースにより、新たな「MakeShop byGMO」へと刷新していく。
今後のリリース日程など詳細は、2022年10月26日(水)より、ティザーサイトで公開するとともに、GMOメイクショップが出展する「第13回Japan IT Week秋」の会場でも発表する予定とのこと。
GMOメイクショップは、2004年よりECサイト構築SaaS「MakeShop byGMO」を提供開始。自社EC構築における黎明期から長くサービス提供を続けてきたがゆえに、経年による技術的負債の蓄積により、ショップからの要望をスピーディーにプロダクトに反映させることが難しい状況になりつつあった。
EC市場の拡大にともなう競合サービスの台頭や市場環境の変化に対応し、プロダクトのさらなる成長とより多くの顧客課題、社会課題、業界課題を解決していくため、「MakeShop byGMO」のシステムをフルリニューアルする『次世代EC開発プロジェクト』を2020年に始動した。2022年4月よりベータ版をリリースし、テストユーザーとしてショップにも参加してもらうことで事業者の声も反映してきた。
インフラ基盤の移行や、モダンアーキテクチャへの総入れ替え、管理画面のリデザインなど、今後迎える新たな局面についてイベント「MAKESHOP DAY」でプロジェクトに関する発表を行い、ティザーサイトを公開した。
リニューアルの概要
『次世代EC開発プロジェクト』では、「MakeShop byGMO」をモダンで拡張性のあるシステムへフルリニューアルするため、次の内容を実行する。現在利用中のショップのEC事業運営にできる限り支障をきたさないよう、フェーズを分けて進行する。順次リリースを進めていくことで、2004年より提供を続けてきた「MakeShop byGMO」でありながら、新たな「MakeShop byGMO」へと刷新していく考え。
スケーラビリティのあるインフラ基盤
これまで以上に安心・安全な環境を提供するため、インフラ基盤をAmazon Web Services(AWS)に移行し、高い拡張性とセキュリティレベルを担保する。
モダンアーキテクチャへ総入れ替え
変化し続けるEC市場環境・多様化する顧客課題に柔軟かつスピーディーに対応するため、システムアーキテクチャを抜本的に見直し、総入れ替えを実施。
APIで自由につながり、広がる拡張性
18年の歴史のなかで築き上げてきたパートナー企業との連携をより一層強化するためのAPIを整備し、サービス連携によるさらなる拡張性と利便性を提供する。
わかりやすい管理画面へリデザイン
商品管理や注文処理といった毎日の運営業務をより効率的に行えるよう、管理画面をリデザインしわかりやすい構成に刷新する。
時代の空気感を反映した、回遊性の高いショップ構築
ユーザーがストレスなくショッピングを楽しめるように、ファーストビューの見やすさや画面遷移のしやすさにも配慮し、回遊性の高いショップを構築できるテンプレートを提供。
ユニークでトレンド感溢れるアプリが満載
アプリプラットフォームの仕組みを設け、サードパーティーとともにアプリ開発を行うことで、これまで以上に豊富な機能を提供していく。
同プロジェクトの今後の展開については、公開したティザーサイトにて情報を更新し発表していく。今後のリリース日程など詳細は、2022年10月26日(水)の公開を予定している。
また、プロジェクトの発表後初めての展示会として、2022年10月26日(水)~28日(金)に幕張メッセで開催される「第13回Japan IT Week秋」にブースを出展。会場では、進化を続ける「MakeShop byGMO」について、詳細説明やデモ画像を紹介する。