EC業界に向けたサービスを展開するテープスは、同社が提供するECに特化したノーコードツール「TēPs(テープス)」の接続先に、Shopifyを新たに追加した。Shopifyの注文情報を取得し、Googleスプレッドシートに自動で書き出すことが可能となる。
同時に、Shopifyの注文情報を取得し、Googleスプレッドシートに自動で書き出す新たな機能をリリース。商品別の売上情報を日ごとに書き出せるほか、出荷に必要な住所などの情報を最短15分間隔で書き出すことができる。
ShopifyでECを運営するにあたり、日々の注文情報の把握は欠かせない業務のひとつである。
商品ごとの売上把握は、適切なタイミングでの発注や、広告戦略を考えるうえで重要となるが、Shopifyの基本機能では集計できる軸が限られているため、管理画面から売上の情報をCSVファイルでダウンロードし、ExcelやGoogleスプレッドシートで集計している事業者が多く存在する。
また、住所などの出荷に必要な情報を倉庫に伝える目的で、同様に管理画面から必要な情報をCSVファイルでダウンロードし、倉庫に共有する作業を、1日に何度も実行していることもあるという。
TēPsは、APIを介してECモール、受注管理システム、Googleスプレッドシートやチャットツールなど、日々の業務で利用するさまざまなサービスや機能を自由に組み合わせ、プログラミングの知識や経験がなくても、自社独自の業務を自動化するツールをつくることができるノーコードツール。
今回の新機能により、必要な注文情報を最短15分間隔でGoogleプレッドシートに書き出すことが可能に。これにより、EC事業者の日々の作業負担を減らすだけでなく、ヒューマンエラーや属人化を防ぐ効果が期待できる。
今後の機能リリース予定
Shopifyに関する業務を自動化する次の機能を順次リリース予定とのこと。
- 注文情報の更新(タグ・メモ)
- 在庫数の更新
- 注文のフルフィルメント
- 注文のキャンセル