NTTドコモは、小規模店舗などにおいて、電子マネー「iD」による決済を導入しやすいよう、AndroidスマートフォンをiDの決済端末として利用する実証実験を開始した。
同実験により、専用の決済端末や専用付属機器を購入することなく、スマートフォンだけでiDによる決済を導入できるため、店舗は従来に比べてコストを抑え、手軽にキャッシュレス化の対応が可能となり、さまざまな業種・業態において、iD決済の導入が容易となる。
同実験の一環として、まずは日本カードネットワーク(以下、CARDNET)が実証実験中のサービス、「Tap on Mobile」に対応する。「Tap on Mobile」は、市販のスマートフォンなどにCARDNETが提供する「Tap on Mobile」アプリをインストールすることで、非接触決済が利用可能となるサービスだという。
同実証実験の概要は、次のとおり。
内容
スマートフォンをiD決済端末として利用する実証実験。同実験の一環として、まずはCARDNETが実証実験中のサービス、「Tap on Mobile」に対応し、技術検証を行う。
実施店舗
「Tap on Mobile」を実験導入中の一部店舗
トライアル期間
2022年6月8日(水)~終了時期未定
各社の役割
- ドコモ:電子マネーブランド「iD」の提供
- CARDNET:パイロットリリースへのiD対応/パイロットの効果測定/機能検討