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ECzine Academy(イーシージン・アカデミー)とは、自社ECのプロフェッショナルの育成を支援する講座の総称です。ECzine編集部が企画し、基本となる「2日でわかるEC構築・運営基礎講座」ほか、その時々のトレンドをいち早く学んでいただけるようテーマ別講座をご用意しています。

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

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ECzine Day 2021 December

2021年12月7日(火)10:00~16:00

「季刊ECzine」とは、年に4回、EC業界の重要ポイントだけをまとめてお届けする紙の雑誌です。ECの最新トレンドを取り上げた「特集記事」のほか、重要なトピックスに関する知識を上書き保存する「定点観測」、EC業界のニュースや記事を振り返るコーナーなど、自社のECビジネスを俯瞰していただく際のヒントになる内容が満載です。

季刊ECzine

2021年秋号(vol.18)
特集「Cross over, Enthuse fans!~店舗、スタッフ、EC&デジタル活用の次なる一手」

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ECホットトピックス

シームレスがキーワード 生産・物流現場を改善するAnyMind Groupが語るテクノロジーの可能性

 ECの売場をより快適な場にするには、顧客の目に触れる部分のみならず、生産や物流のフローまで含めた改革が必要だ。限られたリソースで最適化を進めるには、テクノロジーの力を有効活用しない手はない。2021年6月8日に物流管理プラットフォーム「AnyLogi」をリリースしたAnyMind Groupの十河さん、久保さんに生産や物流領域における業務改善の必要性と、今後のEC推進に必要な顧客コミュニケーションについて話を聞いた。

料金形態を明確にし予算立てを容易に EC物流の障壁を低くするAnyLogi

――AnyMind Groupは、2021年6月に新たに物流管理プラットフォーム「AnyLogi」をリリースしています。なぜこのタイミングで同プラットフォームを立ち上げようと決めたのでしょうか。

十河(AnyMind) 当社は現在EC・D2C領域のビジネスを拡大しており、生産管理プラットフォーム「AnyFactory」やEC構築・運営サービス「AnyShop」など、すでにさまざまなサービスを提供しています。とくにここ数年、クリエイターやインフルエンサーの方々が自身でブランドを立ち上げてビジネスを推進する大きな流れがアジア各国で盛んになっており、こうしたトレンドの傍らで物流面でのサポートが手薄になっていると感じていました。個人や中小事業者が自らの手で物流管理をする場合、倉庫事業者や物流事業者と契約を結び、フローの整備をした上で領収書発行などの事務手続きも行うといったように、煩雑なプロセス構築が必要です。潤沢なリソースがない中でも容易に使えるプラットフォームがあれば、より業界を盛り上げることができるのではないか。こうした考えからAnyLogiは誕生しました。

 AnyLogiは、端的に説明するとEC事業者と物流事業者をつなぐプラットフォームです。商品管理、入庫、出庫、決済、配送などEC物流にかかわる情報を一元管理できるようになっています。必要な情報を1ヵ所にまとめることができる利点はもちろんながら、日本国内のみならず世界各国との越境取引にも活用できる点が特徴です。

AnyMind Group株式会社 代表取締役CEO 十河宏輔さん

久保(AnyMind) 物流業界は非常に独特で、新規もしくは経験の浅い方がEC事業を始める際に料金形態の理解が難しい、サービスの比較がしづらいといったお悩みが多く寄せられていました。たとえば、配送料金は「地域」と「梱包サイズ」の2軸で算出する必要があり、バリエーションは多岐にわたります。倉庫事業者に支払う料金も梱包サイズごとに異なるため、知見がない中で予算を立てるのは困難です。そこでAnyLogiではパートナー企業の皆様にもご協力いただき、配送料金とピッキング料金の定額化を実現しました。これにより、ミニマムな予算でビジネスを始めたい事業者の方々も見通しを立てやすくなり、EC参入の障壁が下げられるのではないかと考えています。

 越境取引については現地の言葉を話せなくても進出国の倉庫・物流事業者と交渉ができる仕組みを整えました。また、当社はコストやスピード感といったスペック面だけでなく、梱包資材の提供などブランドの世界観を表現するためのサポートも行っています。こだわった資材で商品が届けば、ファンのブランドに対する愛着も増し、継続して購入してくれるファンの数が増えれば売上拡大にもつながります。ただプラットフォームを提供するだけでなく、中長期的にEC事業者と伴走したいと考えています。実際に当社のデザイナーとタッグを組んでオリジナルの梱包資材を使って配送したところ、非常に好評でSNSで多くのシェアを獲得したケースもすでに存在しています。

――梱包資材をオリジナリティ溢れるものにしたいという要望は、やはり多いものなのでしょうか。

十河 ブランドを初めて立ち上げる方も多いので、当社から「オリジナルの梱包資材を使ったほうがいいですよ」と積極的にご提案するようにしています。やはりD2CブランドはSNSから認知獲得・波及していくことが大切です。梱包資材から写真映えするもの、テンションが上がってSNSにアップしたくなるようなものを使うといった視点は欠かせません。

久保 ブランド側から「デザイン性がある梱包資材にしたい」とご要望いただく場合も、漠然としたイメージの共有からスタートするケースが多いです。その際は、当社にいる専門のデザイナーと話をしながら形に落とし込んでいます。たとえば、ある音楽系YouTuberの方がブランドを立ち上げた際に、当社では商品サイズに合った資材の調達から行い、梱包からその方の世界観を感じることができるような工夫を施しました。

 スピードが必須条件である物流において、他者とさらなる差別化を図るには付加価値を生み出すことが欠かせません。仕組みとしての利便性を高めるだけでなく、ブランドの世界観を表現する手助けも行い、両側面からお客様に届けるサービスのクオリティーを担保していきたいと考えています。

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この記事の著者

ECzine編集部 木原 静香(キハラシズカ)

ECに関する情報を、さまざまな切り口からお届けできればと思います。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://eczine.jp/article/detail/9196 2021/06/16 07:00

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