SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

ECzine Academy(イーシージン・アカデミー)とは、自社ECのプロフェッショナルの育成を支援する講座の総称です。ECzine編集部が企画し、基本となる「2日でわかるEC構築・運営基礎講座」ほか、その時々のトレンドをいち早く学んでいただけるようテーマ別講座をご用意しています。

お申し込み受付中!

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

  • 前回のECzine Dayのセッションの様子をレポート記事でお読みいただけます。

  • 過去開催時のイベントテーマをまとめてご覧いただけます。

最新イベントはこちら!

ECzine Day 2022 Winter

2022年12月1日(木)10:00~16:10(予定)

「季刊ECzine」とは、年に4回、EC業界の重要ポイントだけをまとめてお届けする紙の雑誌です。ECの最新トレンドを取り上げた「特集記事」のほか、重要なトピックスに関する知識を上書き保存する「定点観測」、EC業界のニュースや記事を振り返るコーナーなど、自社のECビジネスを俯瞰していただく際のヒントになる内容が満載です。

季刊ECzine

2022年秋号(vol.22)
特集「Above and Beyond expectations!!〜期待以上の体験を提供するテクノロジーとブランド〜」

「季刊ECzine」購読者なら
誌面がウェブでも読めます

話題のEC関連ツールをPick Up!

購買の後押しをAIが判断 人工知能がクーポンを配信する『zenclerk lite』の実力をさぐる


Emotion Intelligenceは、人工知能、機械学習を使ってECサイトのコンバージョンをアップさせる販促サービス「ZenClerk」を開発したテックベンチャーだ。これまでなかった新しい領域の試みは、手動ではできない新しい体験と結果を出してくれる。ここではその実力をさぐる。

「ZenClerk」の開発の動機

 Emotion Intelligenceでは、2014年頃から機械学習エンジンを搭載したクーポン配信システム「ZenClerk(ゼンクラーク)」を開発・提供してきた。音田氏は、共同創業者の1人が、Amazonで本を探している操作を背中越しに見ていた時に、表情や目線を見なくてもマウスやスクロールの動きだけで「この商品を買うだろうな」という購買の意欲を直感的に感じ、それを機械学習エンジンで再現できないかと試してみたのが開発の着想だと話す。

Emotion Intelligence 代表取締役 音田康一郎さん

 つまり、サイト訪問ユーザーの無意識の動き(購買行動)である、マウスやスクロールの動き方、レビューの閲覧、画像の切り替え。さらに商品の閲覧履歴など「1PV以下の動き」をデータにしてパラメーター化し、それをリアルタイムに解析してユーザーの次の行動を予測するのだ。

 その上で機械学習エンジンが「今クーポンを出せば購買への転換率が向上する」と判断した場合に、自動でクーポンを配信する。

 音田氏は、ZenClerkを「クーポンを配らないサービス」と表現する。クーポンを出さなくても買う可能性の高いユーザーにはクーポンを配布することなく、クーポンによって行動(購買有無)を変える可能性のあるユーザーにのみ、クーポンを配布する。それがZenClerkの特徴である。

「zenclerk lite」とは

 ECサイトは、月間1,000万円程度の売上でも、4人以下でショップを運営している場合も多く、非常に忙しいなかで、新しいツールを導入して効果的に運用するためには大変な労力を必要とする。

 「zenclerk lite」は、中小規模のECサイトに対応したサービスで、月間g3,000程度のCV数を必要としていたZenClerkのおいしいところだけを濃縮したサービスだと言う。

 ZenClerkはサイトごとに同社のデータサイエンティストがサイト解析・ユーザーの行動解析を行い、クーポンの内容など、いわゆる「キャンペーン」の設計もZenClerkのコンサルタントが行っている。ある種、完全カスタマイズサービスだと言うことができる。

 しかし、ユーザー行動解析の精度を高く保つために、ある程度まとまったCV数を必要とする。zenclerk liteはそういったサイトごとの解析を行わない代わりに、同社がZenClerkの運用で培ったユーザーの購買行動の特徴を初期エンジンに搭載し、CV数の少ないサイトでも効果を出せるよう設計されたのである。

 音田氏は、「広告やマーケティングなどは自動化されるべきで、ECサイト担当者は商品の仕入れ、商品の開発、あとはお客さんとのつながりの構築に注力すべき」と話す。それだけに、このzenclerk liteは、設定がシンプルで、必要なことは、すべてAIが実行してくれるのである。

 zenclerk liteもZenClerkと同様に、ユーザーの行動データが蓄積されるほど、機械学習によるユーザーの行動予測の精度が強化されていく。また、購買につながる最後のひと押しとして自動でクーポンを配信するところまでワンストップで実施されるため、ECサイト担当者の負荷を大きく下げることができる。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

次のページ
キャンペーン内容の策定と管理画面

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
話題のEC関連ツールをPick Up!連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

フロッグデザイン株式会社 代表取締役 丸山彰護(マルヤマ ショウゴ)

コンピューター系からデザイン全般にわたる数々の出版物の制作と執筆を行う。EC関連の事業として店舗の運営を行いながら市場のチェックは欠かさない。最近では、コンテンツマーケティングやマーケティングツールなどの施策に興味を持っている。●連絡先:東京都町田市玉川学園2-12-36 ●電話:042-732-3571 ● E-MAIL:info@frogdesign.jp ●会社HP:https://frogdesign.jp

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事をシェア

ECzine(イーシージン)
https://eczine.jp/article/detail/3434 2016/08/09 17:32

Special Contents

PR

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

2022年8月30日(火)10:00~16:10

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング