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ECzine Academy(イーシージン・アカデミー)とは、自社ECのプロフェッショナルの育成を支援する講座の総称です。ECzine編集部が企画し、基本となる「2日でわかるEC構築・運営基礎講座」ほか、その時々のトレンドをいち早く学んでいただけるようテーマ別講座をご用意しています。

12月13日-14日にアーカイブ配信決定!

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

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ECzine Day 2023 Summer

2023年6月14日(水)10:00~16:10(予定)

「季刊ECzine」とは、年に4回、EC業界の重要ポイントだけをまとめてお届けする紙の雑誌です。ECの最新トレンドを取り上げた「特集記事」のほか、重要なトピックスに関する知識を上書き保存する「定点観測」、EC業界のニュースや記事を振り返るコーナーなど、自社のECビジネスを俯瞰していただく際のヒントになる内容が満載です。 ※諸般の事情により、2023年春号(vol.24)をもって休刊となります。

季刊ECzine

2023年春号(vol.24)
特集「Find out! Create new connection~テクノロジーで拡張する顧客体験と売り場の可能性~」

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カゴ落ちディープインパクトからの脱出

CVR140%の事例も!カゴ落ち対策メールを成功に導く、最適化3つのルール

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マーケティング・オートメーションなどの施策から「カゴ落ちディープインパクトからの脱出」を目指します。第4回は、カゴ落ちメールを成功させる3つの最適化ルールを紹介します。

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カゴ落ちメールを成功させる3つの最適化ルール

 カゴ落ち対策で、効率を上げ、売上を最大化するには「最適化のためのルール」を作る必要があります。

 むやみにメールを送り続けるだけでは、なぜ成功したのか・失敗したのかの原因を把握し、改善につなげることができませんから。

 では、「最適化のためのルール」とは、具体的にどのようなものでしょうか。それは、以下3つのプロセスに沿って継続的に改善をすることです。

ルール1:配信時間の最適化

 カゴ落ちしてから購入するまでの最適な時間を把握する。

ルール2:配信シナリオの最適化

 ステップメール形式で、最適なシナリオを把握する。

ルール3:クリエイティブの最適化

 A/Bテストで最適なクリエイティブを把握する。

 当社が支援し、カゴ落ち対策を成功させている企業では、業種問わず、この3つのルールに沿って最適化を行っています。それぞれ詳しく、見ていきましょう。

ルール1:配信時間の最適化

 カゴ落ち後、購入するまでの時間を把握することで、カゴ落ち後、何時間後にメール配信すればよいのかが見えてきます。

初回訪問後、ユーザーが購入するまでの時間

 SeeWhyの研究データによると、上記の図のような結果でした。 ユーザーの72%は初回訪問後、24時間までに購入するとあります。つまり、24時間以内にカゴ落ちメールを配信するのが重要だとがわかります。

 ただし、あくまで統計データです。具体的に、何時間後にメール配信すればよいかは、業種・商材によって異なります

 では、どのように最適な配信時間を把握すればよいのかというと「配信時間テスト」を行うことです。たとえば、カゴ落ち後「24時間後に配信するべきか」「1時間後に配信するべきか」を把握したい場合、A/Bテストもしくは、前後テストで検証します。

 その際、注意してほしいのが、配信時間以外の、タイトルやクリエイティブなどの要素は”一切変えないこと”です。配信時間以外の要因が加わることでテスト結果にブレが生じ、正確な結果を得られない可能性があるからです。

 ここで、実際に、配信時間テストを行ったケーススタディを紹介します。

ケーススタディ:アパレルショップのコンバージョン率140%アップ

 アパレル業界でも有名なECサイトですが、最初はメールの配信時間を担当者の経験則で設定していました。しかし、配信時間テストを繰り返した結果、当初配信していた時間と比べ、コンバージョン率を140%もアップさせることに成功しました。

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この記事の著者

株式会社イー・エージェンシー 高山晋(タカヤマシン)

2010年入社。大手総合広告代理店に出向し、数多くのダイレクトマーケティングの案件に携わる。サイト改善、動線設計、クリエイティブなど、コンバージョン向上施策の多数経験を積む。2015年からは、社内の自社プロダクト開発に従事し、カゴ落ちフォローのMA(マーケティング・オートメーション)ツールである、カートリカバリーのマーケティング責任者を務める。●株式会社イー・エージェンシーカートリカバリー

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://eczine.jp/article/detail/2803 2016/03/07 08:00

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