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それ、いつまで使えますか? EC事業者向け寿命の長い「ツール」の選びかた

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CVRの向上をキホンに、ネットショップのコンサルティングを行うA-Commerceの笹本さんによる、ECに関するコラムをお届けします。今回は、変化の激しい時代のできるだけ寿命が長い「ツール」「コンテンツ」の選びかたです。

ECツール、そろそろ「寿命」を考えて導入するべき

「多少お値段は張りますが、長く使える分、こちらのほうがお得です」
「流行に左右されないベーシックなデザインなので、長く着ていただけますし、 他のお洋服とのコーディネートもしやすいので、ヘビーローテーションが可能です」

 このような店員さんのコトバに押されて、買い物をされた経験も少なからずだと思います。

 「長く使える」。これは製品寿命を考慮に入れた、減価償却的な「採算」の考えかたですが、ECサイトの運営にあたっては「製品寿命と採算」的な観点をまったく持たないで、コンテンツ制作やシステムの導入などを行う企業がほとんどのように思えます。

 笹本がコンサルティングをしているクライアントさんに対しては、EC関連のさまざまなツールやサービスの導入、あるいはコンテンツを制作する際に、「いつまで使えるか?も考えて選択してください」と言っています。

 この「選択」は、さまざまなことを考慮に入れる必要があり、また、変化の激しいEC業界のなかで、将来、何が残って何が廃れていくのかを見極めていくのは容易ではないのですが、この「選択」が、コンテンツ制作費や、システム導入費の減価償却期間を決めるのです。

 当然ながら、2~3年で作り直しが必要となるのか、10年以上そのままでも通用するのかに依って、減価償却の金額も大幅に異なってきます。右肩上がりのECの黎明期には、投資の回収期間も短く、それほど気にする必要もありませんでしたが、現在のEC市場は伸びているとはいえ、その伸びかたは黎明期ほどではありません。

 したがって、今後は製造業における生産ラインなどへの投資のごとく、新しいツールやサービスの導入に当たっては「寿命と採算」を考慮に入れるべきかと思います。

 もちろん、未来がわかる人はだれにもいませんが、今まで笹本がクライアントに行ってきた「選択」は、幸運にも?寿命が長く、ほぼ採算がとれる=今も十分に通用しているという結果になっています。

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