メルペイ3つのチャージ方法

メルペイは、フリマアプリで知られる「メルカリ」が提供する決済サービスだ。メルカリ内の決済サービスで、サービスを開始したのは2019年2月。2022年9月末時点で1,394万人が利用している。
そのメルペイには、全部で3つのチャージ方法がある。コンビニと銀行口座からのチャージに加えて、売上金を使って充当するという方法だ。まずは、コンビニでチャージする方法を見ていこう。最初の一歩として、スマホにメルペイアプリをダウンロードするところから始めよう。
現金(コンビニ)

メルペイでもっとも簡単にチャージできるのは、コンビニでの現金払いだ。現金で入金した分だけ使えるため、使い過ぎてしまうという心配もない。また、銀行口座を持っていなくても、または、アプリと銀行口座を連携させなくてもメルペイに入金できるチャージ方法だ。では、チャージ方法を見ていこう。
大きく分けると、QRコードの読み取りと企業番号の確認、現金の入金という3つのステップがある。
- ATM画面の「スマートフォンでの取引」をタップ
- メルカリアプリを起動する
- スマホ画面右下の「マイページ」をタップし、赤い「+増やす」ボタンをタップ
- 「銀行・ATMからチャージ」をタップ
- 「チャージ方法」から「セブン銀行ATM」を選択
- 「チャージする」をタップ
- 「QRコードを読み取る」をタップ
- ATM画面に表示されたQRコードをスマホで読み取る
- ATM画面で「次へ」をタップ
- スマホ画面に表示されている「企業番号」をATM画面に入力
- ATMで「確認」をタップ
- チャージする金額をATMに投入(紙幣のみ)
- 入金金額を確認
- アプリに通知がきたらチャージ完了
注意事項は次のとおりだ。なお、メルペイ残高が100万円以上ある場合には、追加でチャージできない。
- 最低入金金額:1回あたり1,000円
- 入金限度額:1日あたり99,000円
なお、チャージできるのは、セブン銀行のみだ。セブンイレブンが近くになくても問題ない。セブン銀行ATMは、全国のセブンイレブンをはじめとして、同じセブン&アイホールディングスのスーパーであるイトーヨーカードーにも設置されている。それに加えて、ショッピングセンターやデパート、スーパー、ホームセンターなどにあるATMでセブン銀行の取り扱いがあれば、そのATMからもチャージ可能だ。
次に、銀行口座からチャージする方法を見てみよう。
銀行口座からチャージ

銀行口座からメルペイにチャージする場合の操作方法自体は、それほど難しくない。
- メルカリアプリを起動する
- 画面右下の「マイページ」をタップする
- 画面右側にある赤い「+増やす」ボタンをタップする
- 「銀行・ATMからチャージ」をタップする
- 「チャージ方法」と「チャージ(入金)金額」を選択する
- チャージする金額を確認の上、赤い「チャージする」ボタンをタップする
これでチャージは完了だ。コンビニでの現金チャージと同様に、注意事項がある。
- 最低入金金額:1回あたり1,000円
- 入金限度額:1日あたり200,000円
銀行口座からのチャージする場合、メルペイにチャージする前に、以下2つのことを終わらせておかなければならない。
- 銀行口座登録
- かんたん本人確認
メルペイ3つ目のチャージ方法を説明する前に、銀行口座登録に触れておこう。
銀行口座登録
銀行口座からのチャージ方法には、コンビニでの現金チャージにはない大きなメリットが5つある。
- メルカリでの売上金をそのままメルペイで使える
- メルカリでの売上金の振込申請期限がなくなる
- コンビニやATMに行くことなく、いつでもどこでもチャージできる
- 友達や家族へ送金・受け取りができる
- メルペイスマート払い(あと払い)で支払えるようになる
では、銀行口座の登録方法を見ていこう。まずは、かんたん本人確認が完了していることが前提だ。
- メルカリアプリを起動し「支払い」をタップ
- 「チャージ方法」から「お支払い用銀行口座を登録する」をタップ
- 「次に進む」をタップ
- 「銀行の選択」画面で、登録したい銀行を検索
- 「銀行口座の選択」画面で、「同意して次へ」をタップ
- 「銀行口座の登録」画面で、必要な情報を入力し「銀行サイトへ」をタップ
- 「パスコード」画面で、自分で設定した4桁のパスコードを入力。パスコード未設定の場合は、ここで「パスコードの設定」画面が表示されるので、パスコードを設定して進む。
- 銀行サイトへ移動したら、画面に表示される銀行の指示に従って、登録を完了させる
- 「銀行口座の登録が完了しました」と表示されたら、「OK」をタップ
これで登録は完了だ。次に、本人確認の方法に簡単に触れておこう。かんたん本人確認には、以下4つのうち、いずかの本人確認書類が必要だ。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 在留カード
- パスポート
本人確認には、大きく3つのステップがある。本人確認書類の撮影と自分自身の撮影、本人情報の入力だ。最後にパスコードを入力して完了となる。どの本人確認書類もないという場合には、コンビニでの現金チャージも銀行口座からのチャージもできない。その場合には、メルカリでの売上金でのチャージ方法を選択することになる。
なお、本人確認の詳細については、こちらをご確認いただきたい。
売上金(メルカリポイント)

チャージ方法の最後は、メルカリでの売上金によるチャージだ。メルカリには、「メルカリポイント」と呼ばれるポイントがある。1ポイント=1円として、メルカリやメルペイでの支払いに使用可能だ。メルカリポイントには、次の2種類がある。
- 有償ポイント(購入するメルカリポイント:有効期限365日)
- 無償ポイント(友達紹介やキャンペーンなどで付与されるメルカリポイント:有効期限はそれぞれ異なる)
なお、かんたん本人確認が完了している場合には、売上金でメルカリポイントを購入できない。銀行口座の登録を終えている場合、かんたん本人確認が終わっていることを意味するため、売上金が自動的にメルペイ残高になる。つまり、メルカリ残高でメルカリポイントを購入するということだ。
- かんたん本人確認済み:売上金がメルペイ残高になる=メルペイ残高でポイントを購入
- かんたん本人確認なし:売上金がメルペイ残高にならない=売上金でポイントを購入する
話が前後したが、ここからメルカリの売上金によるチャージ方法を説明していこう。スマホ画面下の「支払い」から、「スマホ決済」「売上金からメルカリポイント購入」へと進む。購入するポイント数を選択し、「購入手続きへ」「売上金の使用」「売上金でポイントを購入」をタップする。売上金でメルカリポイントを購入したら、「ポイントの使用」から利用するポイント数を入力すれば、チャージ完了だ。
最後に、チャージ方法の選び方をまとめておく。
- 銀行口座を持っていて、メルペイと連携させたい人:銀行口座からチャージ(本人確認が必要)
- 銀行口座を持っていない、または銀行口座とメルペイを連動させたくない人:コンビニでの現金チャージ(本人確認が必要)
- 本人確認書類を持っていない人:メルカリの売上金を使いポイントを購入することでチャージ
メルペイの3つのチャージ方法の中でも、便利なのは銀行口座からのチャージといえるだろう。しかし、利用には銀行口座開設や本人確認などクリアしなければならない条件があるため、選べない・選びたくないという人もいるかもしれない。自分自身に適したものを選ぶことが大切だ。