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ライブ配信は当たり前に
自社なりのコンテンツを模索せよ

定点観測 動画
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 AppleのiOS11へのアップデートの影響が大きかったこの3ヵ月。プラットフォーマーは続々とライブコマースの機能を提供開始、コンテンツや広告のクリエイティブとして動画がメインストリームになりつつある。まだまだ、テクノロジーの進化によるECの変化は終わらない(※本記事は、2017年12月25日刊行の『季刊ECzine vol.03』に掲載したものです)。

シンプルな商品紹介画像に「これでいいんですね」

 10月13日に大阪で開催したイベント「ECzine Day2017 KANSAI」に登壇してくれた橋爪さん。

 「スマートフォンで社内の人が商品をくるっと回していろんな角度から撮影した、音楽もついていないシンプルな商品紹介動画に、『あれくらいでいいんですね』と感想を寄せてくださった来場者の方が印象的でした。自分が消費者の立場に立てば、バッグを買うときにいろんな角度から見たいでしょうし、サイズを数字で示されるより、実際に手に持って示してもらったほうがわかりやすい。

 それを見せるのに動画が適しているし、スマートフォンで社内にいる人が撮れるから、撮影してアップする。顧客視点で考えるとはそういうことなのですが、どうしても動画となると、テレビCMのようなものを作り込まなければならないという先入観があるようです」

プラットフォーマーがライブ動画に取り組み
事業者はFacebookでエンゲージメントを深める

 直近3ヵ月でも、橋爪さんが推すのはFacebookでの、広告でなくコンテンツとしての動画投稿だ。ソーシャルメディアでは、国内7,000万人のユーザー数を誇るLINEが動画に力を入れてきている。運用型広告「LINEAds Platform」では、動画形式の広告の効果が高いと言われていることなどから、動画広告メニュー「ExpandVideo」をリリースしたり、LINE LIVEでインストリーム広告の配信も始まった。日本におけるユーザー数はLINEのほうが圧倒的に多いが、それでもFacebookにこだわる理由とは。

 「LINEで動画広告のメニューを組むという話も出ているのですが、『拡散』という観点で見るとまだ弱い。圧倒的な数のユーザー数に対して動画を充てている状態で、見られてはいますが、そこから発展していかない。コンテンツマーケティングは、拡散でなく、ユーザーとのエンゲージメントを深めていくのが目的です。とくに中小規模のEC事業者は、ある程度のリーチがあればそれ以上は必要ないですよね。すると、ファンページで反応してくれたユーザーとのコミュニケーションを蓄積していけるFacebookのほうが適しているわけです。僕らもKPIを、再生数だけではなくコメント数やいいね!数を重要な指標として設定しています」

 7月にメルカリがライブ動画「メルカリチャンネル」を開始したのに追随するように、9月には無料カート「BASE」がアプリ「BASEライブ」を、そしてYahoo!ショッピングが11月から「Yahoo!ショッピング LIVE」をスタート。前回の定点観測で、橋爪さんは「ライブコマースは、プラットフォーマーがやったほうがよい」とコメントしていたが。

 「実は僕らも、ライブ動画の制作を進めています。インフルエンサーを集めて、試食会の様子をライブ配信していくといったことです。たとえば福岡の飲食店で、売上の8割は通販で上げているところがあるのですが、お店で試食会を企画し、その模様をFacebookのライブ動画で配信、ファンページでユーザーとコミュニケーションを積んでいく予定です」

この記事は、紙の定期購読誌『季刊ECzine』に掲載した限定公開の記事です。
続きは以下の方法でお読みいただけます。


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連載:季刊ECzine vol.03 定点観測

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