アスクルは、新しい防災の考えかた「フェーズフリー」に賛同し、EC事業者で初のフェーズフリーアクションパートナーとなる旨を発表。
フェーズフリーとは、一般社団法人フェーズフリー協会により提唱された防災の考えかたで、日常時、非常時を問わず適切な生活の質を確保しようとする概念を指す。アスクルは、ビジネスの現場と働く人のためのインフラとして事業継続をサポートするために、フェーズフリーに賛同。認証商品の取り扱いを開始する。
同社は「お客様のために進化する」という企業理念のもと、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを行っている。2012年には、災害時に活用できる商品やアイデアをまとめた防災ハンドブックを発刊し、仕事場の防災についての提案も行うが、2018年にアスクル利用事業所へ行った「防災備蓄に関するアンケート」では、防災用品の備蓄をしていない企業が全体の約6割を占め、命を守るための備えに課題を抱える企業が多いことが判明。同社はこの状況を踏まえ、メーカーとともに、常用品として使用しながら非常時にも使用できる紙コップや希釈タイプのスポーツドリンク、蓄光LED電球などの企画開発、販売を決めている。