SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

最新イベントはこちら!

ECzine Day 2024 June

2024年6月6日(木)10:00~17:40(予定)

ECzineニュース

「レシート画像からマーケティングデータ化する技術」で特許を取得

 フィールド・クラウドソーシング事業を展開するソフトブレーン・フィールドは、2013年よりサービス提供を開始した「Point of Buy 購買理由データ提供サービス」にて用いられている、レシート画像をカテゴリー毎に登録・チェック・データ化し、「商品(およびサービス)購入者の購入動機」を含む質問・回答データと紐付けて、収集・マーケティングデータ化する仕組みを、ビジネスモデル特許(発明者:木名瀬博氏)として取得したと発表した。

Point of Buy 購買理由データ提供サービスのイメージ(クリックで拡大)

 今回特許が認められたのは、消費者が登録するレシートの画像データを入力者端末から受け付け、チェック担当者が利用するチェック担当者端末に対して、消費者の回答データとレシートの画像データとを表示させ、質問データに対する回答データの整合性をレシートの画像を用いて判定させて整合性チェックを行い、「商品・サービス種別毎の購買理由を含むデータ」をマーケティングデータ化する仕組み。

 従来、各企業様のレシートの内容(登録商品・サービス名・金額表記など)や記載方式は多種多様なパターンがあり、高度なOCR(Optical Character Recognition:光学式文字認識)技術を用いても、統一された商品・サービスマスタへの完全連携は困難だった。しかし、この技術により、サイクルが早い商品・季節限定商品といったように頻繁に変わる商品データも、チェック担当者がデータ記憶部に記録させることにより、自動的に商品・サービスマスタが更新され、信憑性の高いレシート画像のマーケティングデータを取得することが可能となった。

 「Point of Buy 購買理由データ提供サービス」は、すでに複数企業に導入されており、新たな「購買理由(ショッパーインサイト)情報」を分析する手法として取り入れられている。

 市場全体をタイムリーに把握し、高度な購買動向分析で精度の高いマーケティング戦略を企業様へご提供することで、消費者のニーズを満たす商品・サービス提案につながるマーケティング支援を行っていく。

【特許情報】
特許番号:特許第6059923号/特許出願番号:特願2012‐193714
発明の名称:マーケティングデータ収集システム
発明者:木名瀬博 ソフトブレーン・フィールド株式会社 代表取締役
特許出願日:平成24年9月4日/特許取得日:平成28年12月16日

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

ECzine編集部(イーシージンヘンシュウブ)

ECZine編集部です。ネットショップ運営に役立つ情報をお届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事をシェア

ECzine(イーシージン)
https://eczine.jp/news/detail/4301 2017/02/23 13:48

Special Contents

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

2024年6月6日(木)10:00~17:40(予定)

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング