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アリババ「独身の日」、日本は国別流通総額で1位 ユニクロは世界最速で1億元突破

独身の日、約1.9兆円 日本は国別流通総額で1位に

 11月11日は、中国では通称「独身の日」と呼ばれるショッピングの日。アリババグループは同社のインターネットショッピングモール上で大規模セールを行っており、2016年も開催した。11月11日24時間で流通総額は1,207億元(約1.9兆円)、前年比約32%増となった。オーダー数は6.57億回、決済取引数は10億回と、同社比過去最高とのこと。

 中国への越境ECを行っている国別に流通総額を見ると、日本が1位に。昨年はアメリカ1位、日本が2位の順であった。

 人気カテゴリーでは、アパレル、コスメ、電化製品、スマートフォン、食品。とくに家電製品カテゴリーでは、イベント開始直後2時間で、2,000社のブランドが昨年同日の売上を更新。tmallに出店している94ブランドが1億元以上の売上を突破したと言う。アパレルでは、ユニクロが開始後2分53秒で1億元を突破。2016年、最速で1億元を突破したブランドとなった。

 日本の人気ブランドは、1位 ユニクロ、2位 パナソニック、3位 シャープ、4位 ソニー、5位 SK-Ⅱの順であった。ちなみに、アメリカの人気ブランドは、1位 Apple、2位 Nike、3位 New Balance、4位 Playboy、5位 Skechersとなっている。

ジャック・マー氏「流通総額よりエンタメ性」

アリババグループ会長 ジャック・マー氏

 11日23時頃、イベント会場にてアリババグループの会長 ジャック・マー氏が登壇。以下のようにコメントした。

 「今年は、社内においても、対外的にも、流通総額の数字を追い求めることを目標としておらず、いかに良質でエンターテイメント性のあるショッピング体験を提供するかということに注力をしてきました。今年の順調な数字の伸びは、昨年より様々な面で進化を遂げた成果であり、中国の内需の力です」

 また、今後の抱負を以下のように述べた。

 「中国のECとインターネットは、斬新なビジネスインフラを作り上げました。支払い、物流、商品のカテゴライズ、消費者の体験と感想を共有できることも、10年前では想像できないものです。わたしたちは、新しい経済圏を作り上げることを目指しており、20年後にはネット上に新たにこの経済圏が完成し、全世界の若者や中小企業が、このネットインフラと新たな経済インフラで、国境を超えた販売や消費が行える未来にしていきます」

ダニエル・チャン氏「新しい小売りのスタート地点」

アリババグループ CEO ダニエル・チャン氏

 アリババグループは、独身の日のイベント開始前から様々なプロモーションを展開した。具体的には、リアルタイムで商品が購入可能なファッションショーや、600社以上のグローバルブランドが参加したライブストリーミング、店舗と連動したO2OのARゲーム。マツモトキヨシなど、日本企業も参加した世界初のVRショッピング体験サービス「Buy+」、カウントダウンイベントなどである。

 イベントの最後には、CEOのダニエル・チャンが登壇。今後のアリババグループの取り組みについて、次のように語り、イベントを締めくくった。

 「今日、インターネット業界と伝統的なビジネスを営む企業は、両者が協力することで化学反応を生み、顧客に更に価値ある体験を提供することを目指し、努力しています。わたしたちは、小売り業界を再構築する道を歩んでいますが、完成までは未だ遠い道のりです。数年後に振り向かえば(原文ママ)、今年の独身の日は、新しい小売り体系のスタート地であったと振り返ることでしょう」

ジャック・マー氏、ダニエル・チャン氏の発言の強調は編集部が行いました。

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