ビッグデータプラットフォームを運営するTrue Dataは、ウエルシアホールディングス(以下、ウエルシア)に、True Dataのデータ分析やAIを活用したリテールDXサービスが採用されたと発表した。その第1弾として、2025年度から顧客一人ひとりに合わせたOne to Oneマーケティングを実現するAI販促ソリューションが導入される予定とのこと。
ウエルシアは、これまでもTrue Dataのデータ分析・開示ツール「Shopping Scan」を活用してきた。今回、さらなるデータ活用の強化を目指して、新たにリテールDXサービスを採用。LTV最大化と販促業務の省力化を図る。
True DataのリテールDXサービス
True Dataは、Shopping Scanを中心に、AI販促ソリューション、リテールメディア支援などのソリューションで、小売業のデータ活用を一気通貫で推進するリテールDXサービス(Shopping Scanプラットフォーム)を提供している。企業のデータ活用を支援する中で蓄積されたノウハウとビッグデータをもとに、テクノロジーで顧客のLTVを高め、小売業の収益向上をサポートする。
True DataのAI販促ソリューション
小売業と取引先メーカーが、販促情報やクーポン情報などをAI販促登録システムに登録。その後、小売業がこれらの販促施策情報の内容を承認すると、AIが購買データやクーポン利用履歴をもとに最適な顧客を抽出し、効果的な販促媒体を選定して、個別にカスタマイズされたクーポンを配布する。同ソリューションの導入により、小売業の販促業務が効率化され、メーカー側も各販促施策のROI(投資利益率)を確認できる。