ニフティが運営する子ども向けサイト「ニフティキッズ」は、「コスメ」に関するアンケート調査の結果レポートを公開した。同調査では小中学生を中心とした子どもたちを対象に、普段メイクをしているか、何を使ってメイクするかなどについてアンケートを実施。2,219人から回答を得ている。
調査結果概要
普段メイクをしているかたずねたところ、「している」と答えた人は53%にのぼった。メイクをする人のうち71%が「休みの日だけ」と回答している。
メイクをすることがある人にメイクを始めた時期を聞いたところ、中学生は「小学校高学年(5~6年生)」が最も多かったのに対し、小学生は「小学校中学年(3~4年生)」が最も多い結果に。このことから、小中学生がメイクを始める時期は、この数年で早くなっていると予想される。
一方で、メイクをしない人の半数が「興味がない・必要がない」「メイクの仕方が分からない」と回答した。ほかにも「学校で禁止されている」「おうちの人に禁止されている」などの意見があった。
使っているメイク用品でもっとも多いのは「リップ」で92%だった。ブランドでは韓国コスメの「rom&nd」が最も人気を集めていた。メイク用品は「自分のおこづかいで買う」人が81%と、全体の大半を占める。それ以外では「おうちの人に買ってもらう」(49%)、「おうちの人に借りる」(24%)など、家族の協力を得てメイクの道具を手に入れる人も多いことがわかった。
メイク情報の入手手段では、小中学生ともに「YouTube」と「TikTok」が上位だった。「YouTube」は70%を超える結果となっている。3位は小学生が「雑誌」、中学生が「Instagram」と続く。中学生になると自分専用の携帯電話・スマートフォンを持つようになるため、SNSでの情報収集が多くなると推察される。
調査概要
- 調査期間:2024年4月9日(火)~5月13日(月)
- 調査対象:小中学生を中心とする「ニフティキッズ」訪問者
- 有効回答数:2,219件
- 調査方法:インターネット調査