SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

最新イベントはこちら!

ECzine Day 2024 June

2024年6月6日(木)10:00~17:40(予定)

ECzineニュース

NECとCARTA COMMUNICATIONS、AI活用した広告考査支援に向け実証実験を開始

 日本電気(以下、NEC)とCARTA COMMUNICATIONS(以下、CCI)は、AIを活用した広告考査支援に向けた実証実験を開始した。2025年度中に広告考査支援システムの実用化を目指す。

 広告出稿時には、映像や広告素材が、景表法・薬機法などの法規制や、不動産・お酒などに関する各種業界団体が定めた自主規制、さらに各媒体が独自に定めた規定に準拠しているかを、広告代理店・媒体社が確認を行う広告考査と呼ばれる作業が必要とされる。

 従来の広告考査業務では多くの場合、考査基準をもとにして目視による広告素材の確認が行われていたが、スマートフォン・タブレットの普及などによりデジタル広告の需要が増加し、作業者の膨大な負担や作業者自体の人手不足が課題となっている。

 こうした課題の解決に向け、NECはAIの開発力や放送システムの知見を活用し、CCIはデジタル広告の考査の知見を活用して、各種広告媒体に対応した広告考査支援に向けて実証実験を行う。第1段階として、行う実証実験の内容は次の通り。

実証実験内容
  • 広告主体者などの必須ワードや、最大級表現などのNGワードの表記に関するテキスト考査支援
  • 企業/商品ロゴやキャラクター識別の考査支援
  • 広告画像の枠線検出の考査支援

 今後、両社は実証実験などを通じて同システムの開発を進め、広告業務のDX化をサポートするとともに、デジタル広告市場およびテレビ広告市場のさらなる発展に貢献していく考え。

 また、同開発では多様な研究・開発のパートナーとの共創により、考査業務のみならず、DX時代に求められる広告に関わる幅広いソリューションの開発を目指すとしている。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

ECzine編集部(イーシージンヘンシュウブ)

ECZine編集部です。ネットショップ運営に役立つ情報をお届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事をシェア

ECzine(イーシージン)
https://eczine.jp/news/detail/13130 2023/07/05 08:00

Special Contents

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

2024年6月6日(木)10:00~17:40(予定)

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング