ユニクロは4月21日、前橋市の前橋南インターチェンジ近くに、ユニクロのこれまでの店舗のあり方からさらに進化した、新しいロードサイド店舗「ユニクロ 前橋南インター店」をオープンする。
今回の出店では、トータルクリエイティブディレクターに佐藤可士和氏を迎え、同氏が店舗の建築デザインを監修。これまでのロードサイド店舗を今一度見直し、単なる服を買う店舗ではなく、「ユーザーが集う店舗」「自社の企業姿勢を知ってもらう店舗」であることをコンセプトとした「UNIQLO LOGO STORE」となっている。
外観にオブジェのような7m×7mの巨大なロゴを配置しており、店舗の内外に、買い物の合間にゆっくりくつろげるエリアや、子どもが遊べるエリアなどを用意している。
ユニクロ 前橋南インター店の特徴
UNIQLO FLOWER
「UNQILO FLOWER」は、「LifeWear」のコンセプトと同様、人々の暮らしを彩り、豊かにするアイテムとして、2020年よりUNIQLO PARK横浜ベイサイド店から販売を開始。前橋南インター店では、正面入り口右側のユニクロロゴ内のFLOWER BOXと名付けたエリアで、約30種類の花を販売する。
UNIQLO COFFEE BOX
正面入り口左側には「UNIQLO COFFEE BOX」と名付けたエリアを設置。厳選したこだわりのコーヒーを楽しむことができる。UNIQLO COFFEEの3店目となり、導入店舗のなかで最も広いスペースで、音楽を聴きながらゆったりくつろいだ時間を過ごすことができる。
UNIQLO KIDS BOX
正面入り口左奥のユニクロロゴ内の「KIDS BOX」と名付けたエリアには、買い物の合間に、子どもが楽しく遊べるすべり台や子ども用のベンチクッションを設置。クッションは、UNIQLOのそれぞれのアルファベットをかたどったもので、遊び心あふれるデザインとなっている。
また、同エリアには、同社の環境保全活動についての取り組みを、子どもにもわかりやすいかたちで展示している。
UNIQLO GARDEN
750坪の同店舗を取り囲む緑のエリア「UNIQLO GARDEN」には、オリジナルのベンチやデスク、パラソルなどを配置。ショッピングの間の休憩や、家族での飲食など、開放的で自由な空間で気ままに過ごせるエリアとなっている。
RE.UNIQLO STUDIO を本格的に導入
2022年9月からトライアル実施をしてきた「RE.UNIQLO STUDIO」のサービスを本格的に導入。UTme!の窓口と一体化し、刺繍やプリントを施すサービスに加え、開いてしまった穴をかがったり、ボタンの付け直しなども受け付ける。また、愛用のジーンズやデニムジャケット、シャツなどに、リメイクを加えるサービスも開始する。
環境対応に関する企業姿勢を知ってもらうための店舗
同店舗では、同社が環境のためにできることに数多くチャレンジしている。店舗における消費電力を抑えるために採光窓を設け、太陽光パネルを設置するほか、着なくなった服を断熱材として活用するなど、様々なアイデアを実現。環境に配慮したプロトタイプの店舗として、継続的な取り組みを実施し、快適な店舗の実現を目指す。