マイボイスコムは、8回目となる『デリバリー』に関するインターネット調査を実施した。同調査のデリバリーとは、食事のデリバリーを対象としている。
同調査結果の詳細は、次のとおり。
デリバリーサービスの利用頻度
食事のデリバリーサービスを利用する人は4割。月1回以上の利用者は約8%、デリバリーサービス利用者の2割強だった。
デリバリーサービスの利用場面
直近1年間に食事のデリバリーサービスを利用した人の利用場面は(複数回答)、「休日・夕食」が50.6%、「休日・昼食」が30.7%、「平日・夕食」が29.5%。過去調査比べて、「平日・夕食」が増加傾向だった。
「外出できない・したくないとき」は、10・20代で高くなっている。
店舗選定時の情報源
直近1年間に食事のデリバリーサービスを利用した人の店舗選定時の情報源は(複数回答)、「ポストに投函されるチラシ、ダイレクトメール」が32.1%、「デリバリーサービスのWebサイト・アプリ」「店舗のWebサイト・アプリ」が各26%。
「ポストに投函されるチラシ、ダイレクトメール」は過去調査と比べて減少傾向にあり、また若年層で低い傾向だった。
デリバリーサービスへの注文方法
直近1年間に食事のデリバリーサービスを利用した人の注文方法は(複数回答)、「各店舗のWebサイト・アプリなど」が42.8%、「デリバリーサービスのWebサイト・アプリ」が37.2%、「店舗に電話」が35.3%だった。
過去調査と比べて、「各店舗のWebサイト・アプリなど」「デリバリーサービスのWebサイト・アプリ」が増加、「店舗に電話」が減少していた。
「デリバリーサービスのWebサイト・アプリ」は若年層で比率が高く、また利用頻度が月1回以上の層でも5~6割みられた。
直近1年間に注文したデリバリーサービス
デリバリーサービスのWebサイト・アプリから注文する人が直近1年間に利用したサイトは(複数回答)、「出前館」が67.3%、「Uber Eats」が37.9%という結果に。いずれも2020年調査と比べて増加している。
デリバリーサービスの利用意向
今後、食事のデリバリーサービスを利用したい人は5割弱、女性の方が高い比率となっている。デリバリーサービス利用者では8~9割みられた。月1回以上利用したい人は1割、男性や若年層で高い結果となった。
回答者のコメント|食事のデリバリーを利用したい場面、利用したくない理由
- <利用したい>わざわざ出掛けて外食に行くのが面倒な時に利用したい。車の免許を持っていないので、自宅から距離のある店舗では利用したい。(男性29歳)
- <利用したい>やる気が出ないときとか、特別なときとか。(男性39歳)
- <利用したい>食事の用意が面倒な時、いつもと違うものが食べたい時に利用したい。(女性37歳)
- <利用したい>来客があった時や、コロナに感染して外に出られなくなった時。(女性45歳)
- <利用したくない>直接買うより高いし、クオリティの低下が不安。(男性24歳)
- <利用したくない>ひとり暮らしなので、一人分だけデリバリーは使いにくい。(男性59歳)
- <利用したくない>食事を作るのが面倒な時に利用したいが、配送料を払える余裕がない。(女性27歳)
- <利用したくない>家が山の上にあり、デリバリーに来てもらうのが申し訳ないので利用したくない。(女性30歳)
調査概要
- 調査時期:2022年10月1日~10月5日
- 調査対象:MyVoiceのアンケートモニター
- 回答者数:9,929名
- 調査方法:インターネット調査