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ECzine Day 2024 Autumn

2024年8月27日(火)10:00~19:15

ECzineニュース

Shopee、インバウンド需要と越境ECに関する意識調査を実施 約7割が越境ECの「売上増加」を想定

 10月11日の入国制限緩和により、インバウンド需要が高まることが想定されている。そんな中、Shopeeの日本法人ショッピージャパンは、越境EC事業の担当者110名に対し、インバウンド需要と越境ECに関する意識調査を実施した。

サマリー

インバウンド需要の増加により、70.1%が「越境ECの売上増加」を想定

 「Q1.日本政府が10月11日より水際対策を大幅緩和していますが、あなたは、インバウンド需要の増加は、越境ECの売上にどのような変化を与えると思いますか。」(n=110)と質問したところ、「売上が増加すると思う」が70.1%、「売上が減少すると思う」が21.8%という回答となった。

Q1

売上増加を想定する6割以上が「帰国後のリピート購入」や「日本に親しみをもつきっかけになること」に期待

 Q1で「売上が増加すると思う」と回答した人に「Q2.越境EC事業を行う上で、インバウンド需要の増加にはどのようなメリットがありますか、当てはまるものを全て教えてください。(複数回答)」(n=77)と質問したところ、「日本に親しみを持つきっかけになる」が67.5%、「新しく日本の商品を知るきっかけになる」が63.6%、「帰国後のリピート購入が期待できる」が62.3%という回答となった。

Q2

「評判になれば売上が伸びる」や「新規顧客の獲得に期待できる」という声も

 Q2で「わからない/答えられない」以外を回答した人に「Q3.Q2で回答した以外に、越境EC事業を行う上での、インバウンド需要の増加によるメリットがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=77)と質問したところ、「評判になれば売上が伸びる」や「新規顧客の獲得が期待できる」など41の回答を得た。

<自由回答・一部抜粋>

  •  42歳:評判になれば売上が伸びる。
  •  41歳:新規顧客の獲得が期待できる。
  •  51歳:日本製品への好感度が上がる。
  •  51歳:為替レートによるメリット。
  •  40歳:キャラクターなどに愛着をもってもらえる。
  •  60歳:経済が回るので景気回復に繋がる。

約半数がインバウンド需要の増加に向けたマーケティング施策を実施

 「Q4.あなたは、インバウンド需要の増加に向けたマーケティング施策を実施していますか。」(n=110)と質問したところ、「実施している」が49.1%、「実施を検討している」が42.7%という回答となった。

Q4

施策内容として「帰国後を想定したフォロー施策」が72.2%で最多

 Q4で「実施している」と回答した人に「Q5.あなたが、インバウンド需要の増加に向けて実施しているマーケティング施策について、当てはまるものを全て教えてください。(複数回答)」(n=54)と質問したところ、「帰国後を想定したフォロー施策」が72.2%、「対訪日外国人観光客向けの専用コンテンツの発信」が70.4%、「対訪日外国人観光客向けのオムニチャネル施策」が68.5%という回答となった。

Q5

「SNSでの調査」や「サンプル提供」などを実施する企業も

 Q5で「わからない/答えられない」以外を回答した人に「Q6.Q5で回答した以外に、インバウンド需要の増加に向けて実施しているマーケティング施策があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=54)と質問したところ、「SNSでの調査」や「サンプル提供」など26の回答を得た。

<自由回答・一部抜粋>

  •  42歳:SNSでの調査。
  •  33歳:サンプル提供。
  •  34歳:SNSでの告知。
  •  49歳:売り出し品の整理。
  •  43歳:広告などで積極的にアピール。

インバウンド需要の増加に向け、94.6%が「越境ECに関する施策」に注力

 「Q7.あなたは、インバウンド需要の増加に向けて越境ECに関する施策に注力していきますか。」(n=110)と質問したところ、「非常に注力する」が49.1%、「やや注力する」が45.5%という回答となった。

Q7

約9割が「東南アジアを中心とした出店無料かつマーケティングサポートがあるECプラットフォーム」の利用に意欲

 「Q8.あなたは、インバウンド需要の増加に向けて、東南アジアを中心とした出店無料かつマーケティングサポートがあるECプラットフォームがあれば、利用したいですか。」(n=110)と質問したところ、「非常にそう思う」が46.4%、「ややそう思う」が42.7%という回答となった。

Q8

まとめ

 インバウンド需要の増加により、越境EC事業担当者の約7割が「越境ECの売上増加」を想定していることがわかった。加えて、6割以上が「帰国後のリピート購入」や「日本に親しみをもつきっかけになること」に期待しているという結果だった。なお、担当者の約半数がインバウンド需要の増加に向けたマーケティング施策をすでに実施していると回答。その7割以上が「帰国後を想定したフォロー施策」や「対訪日外国人観光客向けの専用コンテンツの発信」をしているという。また、さらなるインバウンド需要増加に向け、約9割が「東南アジアを中心とした出店無料かつマーケティングサポートがあるECプラットフォーム」の利用に意欲を示した。

調査概要

調査概要:インバウンド需要と越境ECに関する意識調査

調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査

調査期間:2022年10月14日〜同年10月15日

有効回答:越境EC事業の担当者110名

※構成比は小数点以下第2位を四捨五入

出典元:Shopee Japan株式会社(https://shopee.jp/

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