今回の調査対象は、サバウェイが提供する「サバスタ」を利用する全企業の中から任意に抽出した520店舗(2014年8月末)とした。比較したのは、2011年10月末の439店舗である。
それによると、およそ3年間で、楽天とYahoo!ショッピングに出店している店舗の割合は微減しているのに対し、Amazonに出店する店舗の割合は39%から56%と大きく伸びた。また、ポンパレモール、ヤフオク! もそれぞれ16%、5%と出店割合を増やしている。
調査元では、「楽天の93%、Yahoo!ショッピングの71%という出店数の割合はいまだに大きな比率を占めていることに変わりはありませんが、取り立ててAmazonに出店する店舗の割合が急拡大していることが、際立った事象であることが分かります。これは、日本のネットショップの集客方法が、巨大モールへの一極集中から、様々な販促の場へと徐々に拡散していく兆候の現れである可能性もあります」とコメントしている。