オークションサイト「モバオク!」は、データアーティストとDLPOが共同開発したCVR改善サービス「Microscope(ミクロスコープ)」を導入し、会員登録率を向上させたと発表。
これまでモバオクでは、継続的にWebページのABテストを行っており、日々、会員登録率向上の効果を最大化させる方法を模索していたが、伸び悩んでいた。そこでAIを搭載したCVR改善サービス「Microscope」を採用し改善を試みた。
たとえば、AIでユーザーの年代ごとにグループ分けをし、そのグループに合わせて会員登録ボタンがあるページのコピー表現が自動生成される。生成されたコピー表現をABテストすることで、人の勘に頼らず効率的なABテストを行うことができた。これにより今回、8週間のABテスト期間でコンバージョン率が53%に改善した。
Microscopeは、AIによるコピー生成とパーソナライズを行うマーケティング支援サービス。 Webページの効果アップのため、プロのライティングやメディアのデータからAIがコピーを自動生成する。またユーザーの行動データからユーザー群を自動分類することで、ABテストやパーソナライズを効率的に行う。電通グループのAIカンパニーとして長年培った、マーケティングAI開発の実績を持つデータアーティストと、700社超の導入実績を持つLPOツール提供で培ったABテストとパーソナライズの実績を持つdlpoの強みを掛け合わせたサービスである。