アスクルは、 2021年10月よりカスケード型発注への切り替えを目指した実証実験を実施している。
カスケード型発注とは、 ユーザーからの注文予測量をベースとしたアスクルからの商品発注量、 納品希望日にサプライヤーの納品が困難な場合に、 当該商品を別のサプライヤーに自動的に発注(カスケード発注)するプロセスのこと。
アスクルでは近年、商品の品揃えを強化しているが、出荷頻度が低い商品の在庫数量以上の注文に伴う品切れ解消による販売機会ロスの低減のため、 順次対象商品や対象センターを拡大し、 カスケード型発注の本格運用に向け商品発注プロセスの高度化に取り組んでいる。
2021年10月、 OAPC用品の一部からASKUL Logi PARK 横浜での実証実験を開始し、 翌11月にはDCMセンターへも検証範囲を拡大。 現在は来年の本運用に向けて、 課題要件の洗い出しやシステム対応の検討を進めている。