リクルートの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」が、家飲みの実態とそのおつまみ」について全国の20代~60代の男女1,034名にアンケート調査を実施した。
コロナ禍で家飲み「増えた」約22% 一人晩酌も約17%が「増えた」と回答
家で食事とともに飲酒する機会(n=1034)
食事というより飲酒を楽しむ目的として家で1人で飲酒する機会(n=1034)
新型コロナウイルス感染症の拡大前と現在を比較し、 「家で食事とともに飲酒する機会」「飲酒を楽しむ目的として家で1人で飲酒する機会」についての増減を聞いたところ、 前者では21.8%、 後者では17.1%が「増えた」と回答。 コロナ禍で外食を控え、 家でお酒を飲む人が増えたことがわかった。
家飲みのおつまみで食べたい1位は「から揚げ」
Q. あなたが家でお酒を飲むときのおつまみにしたい総菜料理は何ですか?(n=684)
家でお酒を飲むときのおつまみにしたいおつまみのジャンルは「総菜類(餃子、 から揚げなど)」が1位に(n=1034)。なかでもから揚げは55.7%が食べたいと回答し、 「餃子」「やきとり」「刺身」などが続いた。
選択肢(総菜メニュー)
餃子、 シューマイ、 マーボー豆腐、 酢豚、 チンジャオロース、 チャーシュー・角煮、 やきとり、 から揚げ、 コロッケ・メンチカツ、 刺身、 焼き魚、 煮魚、 ポテトフライ、 天ぷら・串揚げ・フライ系(アジフライなど)、 カルパッチョ、 アヒージョ 、 サラダ、 野菜炒め、 和風総菜(枝豆、 切干大根、 ひじきなど)、 納豆(イカ納豆、 キムチ納豆などを含む)、 豆腐(冷ややっこなど)、 焼肉・ステーキ、 ひき肉料理(ハンバーグ・ミートボールなど)、 かつ煮、 その他
家飲みのおつまみで重視することは健康よりも「味」「手軽さ」「お酒の相性」
Q. あなたが家でお酒を飲むときのおつまみを選ぶとき、 どんなことを重視しますか?(N=737)
コロナ禍に1度でも家で飲酒をした人を対象に家飲みのおつまみで重視することを聞いたところ、 「とにかくおいしいこと」が最も多く50.5%、 次いで「すぐに食べられること」が46.3%だった。
ランキング結果から、 家飲みのおつまみでは「健康にいいこと」や「糖質・カロリーが少ないこと」よりも、 「おいしさ」「手軽さ」「お酒との相性」「安さ」「料理工程がなるべくないこと」が重視されていることがわかった。