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ECzine Day 2021 December

2021年12月7日(火)10:00~16:00

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バイヤーが教える仕入れのコツ

ライフスタイル提案型ショップに欠かせない“食器” 店長が知っておきたい仕入れのポイント


ファッション・雑貨の卸/仕入れサイト「スーパーデリバリー」のバイヤーがネットショップオーナーに仕入れのヒントをお届けします。

専門店や百貨店の衰退で変化する食器業界

 近年、食器やキッチンアイテムが食器専門店以外のお店でも主役になっています。インテリア雑貨店はじめ、最近ではアパレル店でも食器が展開されています。

 その要因としては、著名なセレクトショップなどが展開するライフスタイル提案型の成功が挙げられます。メインアイテムとするファッション、または雑貨を展開しつつ、食器などの日用雑貨を提案するお店が軒並み増えています。

 弊社が運営する仕入れサイト「スーパーデリバリー」を利用する店舗も、食器を購入するレディースアパレルの小売店がここ1年で1.8倍と急増しています。

 また、陶磁器メーカーの変化も要因の1つとして挙げられるでしょう。伝統工芸品を現代風にブランディングし、雑貨店やアパレル店で展開している焼き物も多くなっています。波佐見焼の「HASAMI」ブランドなどは良い例でしょう。

 さらに、雑貨店やアパレル店を意識したデザイン食器を開発する陶磁器メーカーも増加しており、特に焼き物の一大産地でもある美濃地方の陶磁器メーカーからの商品展開が多くなっています。 北欧風のデザインや、ナンバーやイニシャルなどファッションの流行を取り入れる食器も雑貨店でよく目につきます。

 百貨店や食器専門店の売上が減少する一方、新たな食器取り扱い店舗の増加で、食器業界の流れが変化しています。今後もこの流れは加速し、よりさまざまなジャンルのお店が食器の仕入れをはじめるでしょう。

 今回のコラムでは、はじめて食器を仕入れる人に向け、食器を仕入れる際の注意事項やポイントを紹介します。

使い方をイメージさせる“その一言”で売上アップ!!

 「この器は何を盛ればいいのでしょうか?」食器を扱うお店でよく聞かれる質問です。

 マグカップやお茶わんなどは、どんな料理と合うかは容易に想像できます。しかし、中皿や大皿、ボウルなどの食器は、どんな料理と合うのだろう?と質問するお客さんも多いそうです。また、最近では雑貨店の定番として置かれるガラス素材やホーロー素材の保存容器も、一般的な食材や調味料の保存以外の用途を聞かれるそうです。

 お客さんはパン皿はパン、バターケースはバター、カレー皿はカレーライスなど固定概念を持っていることもあります。そのため、その固定概念にとらわれない柔軟な提案をすることで、売上も広がっていきます。

 実際に、新たな用途の提案で売り上げを倍増させたお店があります。近年、マグカップと一緒に並べられるシリコン製のマグカップのフタ。通常であればコーヒーなどを入れたマグカップにホコリが入らないように、また多少の保温を期待して使われることが多いです。しかし、とある小売店ではその商品をカップ麺のフタとしても提案したところ、当初の予定の2.4倍の数量を売ることができたそうです。

 また、他の小売店では、プラスチックのフタが付いた陶器素材の保存容器を、「ごはんのおひつにもなります!」と、提案をして売上が1.7倍に上がったそうです。

 このような提案は、店主が口頭で説明する場面もありますが、それでは限界があるので、効率的なやり方として、POPを用いて実際に料理が盛られている画像や説明文、またはその料理のレシピなどで発信することをオススメします。

 最近、よく耳にする「コトを売る」。食器やキッチン用品でも重要なキーワードになっています。

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この記事の著者

株式会社ラクーン 企画営業部 雑貨MD 岡崎 剛(オカザキ ツヨシ)

カメラスタジオのアシスタントを経て、2005年に株式会社ラクーンに入社。同社が運営するアパレル・雑貨の卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」で出展企業のコンサルタントやCRM業務を経て、現在は雑貨企業の新規開拓や売上管理...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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