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「ZOZOTOWN」の会員登録ページから考える 入力項目の選択と離脱させないユーザビリティ

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各社「正解」を模索中のスマホECサイト。先駆者のサイトを例に、スマホECのユーザビリティを追究します。

ZOZOTOWNスマホサイト、会員登録ページを斬る!

入力した情報を確認ページで見せる

 新規登録でめずらしい点を発見しました。「郵便番号」は必須ですが、「住所」登録はありません。一方確認画面では、その郵便番号をもとに、入力していない「都道府県」や「住所、番地」が表示されるという、あまり見ない作りです。

 確認画面では、登録画面で登録した情報をそのまま見せたほうがよいと思いますし、IDの発行に限っては「郵便番号」を取得する必要はないのではないでしょうか。何のための新規会員登録なのか。それを明確化して、登録に必要な項目を考える必要があります。

会員登録時の入力ボックスの数は少なく

 入力情報はもちろん、タップの数を減らすためにも、入力ボックスも少なくしたいものです。姓名を分けて入力させるECサイトもありますが、名字(姓)を入力して一度ボックスを閉じ、下の名前(名)を入れるためにもう一度別の入力ボックスを開き、入力するのは手間がかかります。ここはデータベース仕様にも関わる点ですが、姓名はひとつの入力エリアで登録させるほうが離脱が減ります

 フリガナも同様です。また同じ考えかたから、電話番号もひとつのボックスで入力したほうがよいでしょう。携帯番号を入力する際に「090」と入力し、「XXXX」と入れ、「YYYY」とそれぞれ別のボックスを開閉するのはユーザビリティがよくありません。電話番号は頭の中で覚えているため考えずに入力できるからです。

 一方で、カード番号は違います。カード番号を暗記しているユーザーは少なく、カードを見ながら入力するので、ボックスを別々にしたほうがいいでしょう。ZOZOTOWNのカード入力はそのようになっているので、操作性を考えられていますね。

登録した情報を優先してTOPページへ表示する

 商品詳細画面から新規登録をしたところ、戻されるページはトップページでした。サイトをいろいろ見て回ったので、どの商品を買い物カゴへ入れようとしたのかわからなくなってしまいました。

 会員登録後は、その登録をしようと思った場所(ページ)へ戻すのが正しいでしょう。そうしないと商品購入意欲が途切れてしまいます。スマホECでは迷わせたら終わりで、ユーザーはすぐに離脱してしまいます。

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