SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

最新イベントはこちら!

ECzine Day 2024 June

2024年6月6日(木)10:00~17:40(予定)

レスポンシブECサイトのススメ

ECサイトのモバイル対応をレスポンシブで進めるべき3つの理由

モバイル化、マルチスクリーン化時代を攻略する「レスポンシブECサイト」とは? 最終回は、「ECサイトのモバイル対応をレスポンシブで進めるべき3つの理由」です。

 これまで、ECサイトをレスポンシブウェブデザインへ対応させることのメリットや市場背景などを説明してきました。最終回となる今回はまとめとして、「ECサイトのモバイル対応をレスポンシブで進めるべき3つの理由」を書いていきたいと思います。

理由1:レスポンシブにするとユーザーへメリットがある

 モバイル端末からのインターネットアクセスが増えているのは周知の事実だとは思いますが、レスポンシブにすることでモバイル端末でのUIが最適化され、ユーザーにとって使いやすい表示をすることができます。

 Googleの検索結果でもモバイルユーザビリティに配慮されたサイトに対して、"スマホ対応"ラベルを表示したり、また今後検索順位で優先するという発表がされています。

Google ウェブマスター向け公式ブログ: 検索結果をもっとモバイル フレンドリーに

 つまりGoogleも、モバイルでのみやすさ、使いやすさというユーザーのメリットにさらに配慮するようになっています。

 また、モバイル(スマホ)だけでなく、ユーザーはさまざまな端末からアクセスしていることが分かっており、「2人に1人が3時間以内にデバイスからデバイスへの引き継ぎ利用をしている」(マルチスクリーン時代 デバイスのいま - Yahoo! JAPAN マーケティングソリューション)と言われています。

 マルチデバイスを利用したオンラインショッピングでの検索では、71%がまずスマートフォンを起点にしています。

出典:Google The Multiscreen World
http://multiscreen.withgoogle.com/jp/#/:total

 さらに「スマートフォンからPC」へは68%、「スマートフォンからタブレット」へは3%のユーザーがデバイスを引き継いで同じサイトを閲覧していることが分かっています。

 同じサイトを別のデバイスで見た時に、それぞれのデバイスで最適化されていなかったり、コンテンツの充実度に格差があれば、「スマホで見てもPCサイトと同じ見た目で、拡大しないとタップもしにくい」「スマホであるはずのコンテンツがなかった」と言ったユーザーの声が出てきます。

 このようなデバイスをまたいだ「引き継ぎ」利用を意識して、コンテンツの格差無しでどんなデバイスでもストレスなく閲覧できるサイトを提供することが、ユーザーにとってのメリットになります。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

次のページ
理由2:レスポンシブはEC事業者へのメリットがある

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
レスポンシブECサイトのススメ連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

株式会社ロックウェーブ 代表取締役 岩波 裕之(イワナミ ヒロユキ)

同志社大学工学部卒業後、トヨタ自動車、セブン-イレブン・ジャパンを経て株式会社ロックウェーブ創業。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事をシェア

ECzine(イーシージン)
https://eczine.jp/article/detail/1774 2015/03/26 08:00

Special Contents

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

2024年6月6日(木)10:00~17:40(予定)

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング