ネットショップの玄関は、たどり着いたすべてのページ!
実店舗では、玄関に入ると店員さんがお出迎えしてくれたり、「いらっしゃいませ!」と声をかけてくれたりしますね。では、ネットショップの玄関はどこでしょうか。
答えは、「すべてのページ」です。トップページはもちろん、カテゴリページや商品ページなど、100ページあれば100ページが玄関になります。
これは、GoogleやYahoo!など検索サイトの技術によるものです。ユーザーの検索するスキルはとても上がっていて、きっと皆さんもそうかと思いますが、複数のキーワードで検索して、自分に必要なサイト、ページにたどり着いています。
これはネットショップのサイトにたどり着く方法も同様で、小さなネットショップでも対策を行っていれば、検索結果の上のほうに表示されやすくなります。
ファーストビュー3秒でお客様をお出迎え
たどり着いたページが玄関なら、ドアに当たるのが「ファーストビュー」です。ファーストビューとは、ユーザーの目に最初に入る部分を指します。通常、店名やコンセプトなどが入ったタイトル画像、上ナビと呼ばれるナビゲーション、検索窓、お問い合わせフォームなど、ネットショップの重要なパーツが並んでいます。
ユーザーがファーストビューをパッと見るだけで、「何のお店なのか」「どんなものを売っているのか」「どういうコンセプトで販売しているのか」をわかるようにする必要があります。それがわかりにくかったり、自分がイメージしていたお店と違うと思った瞬間、ユーザーは簡単に前のページへ戻ってしまいます。
この間、8秒とも6秒とも、3秒とも言われています。いずれにしろ、ファーストビューをきちんと整え、わずかな時間で興味を持たせ、店内に引き入れるおもてなしをする必要があります。