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ECzine Academy(イーシージン・アカデミー)とは、自社ECのプロフェッショナルの育成を支援する講座の総称です。ECzine編集部が企画し、基本となる「2日でわかるEC構築・運営基礎講座」ほか、その時々のトレンドをいち早く学んでいただけるようテーマ別講座をご用意しています。

12月13日-14日にアーカイブ配信決定!

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

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ECzine Day 2023 Spring

2023年3月16日(木)10:00~16:10(予定)

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今さら聞けないEC知識

LINEギフトとは?具体的な出品方法や手数料・外部連携サービスを紹介

 日本国内でも多くのユーザーを抱えるコミュニケーションアプリ「LINE」内でプレゼントを贈れる「LINEギフト」サービスは、事業者にとっても販路を拡大する新たなチャネルとして活用できます。 今回は、LINEギフトで出品をする方法や外部連携などについて紹介します。

LINEギフトとは?

LINEギフトのスクリーンショット

 LINEギフトを活用するためには、サービスの基本的な仕組みや利用者層を把握しておくことが大事です。LINEギフトに出品するメリットも含めて解説します。

LINEギフトの基本的な特徴

 LINEギフトは、LINE上でつながりのある方に贈り物ができるサービスのことで、「配送ギフト」と「eギフト」の2つの種類のギフトサービスを提供しています。

 相手の住所を知らなくてもプレゼントができる「配送ギフト」では、受け取る側は配送日時の設定が可能なので、好きなタイミングで受け取ることができます。 また、すぐに贈り物をしたい場合は「eギフト」というサービスを活用すれば、近くのお店でスマホに表示された引換画面を提示して品物を受け取ることも可能です。

 LINEギフトはさまざまなシーンで利用されており、身近な人に感謝の気持ちとして贈り物をしたり、家族や友人への誕生日プレゼントを贈ったりする方法として使われています。特に移動が制限されるwithコロナ時代には、遠方に住む親近者などになかなか会えない場合があり、LINEで贈れるLINEギフトが活用されている背景になっています。

 LINEギフトのサービス形態としては出店型であり、ショップページがあります。商品を販売する側としても、効果的にLINEギフトを活用することで商品の販売促進につなげられるでしょう。

LINEギフトの利用者層

 LINEギフトの累計購入ユーザー数は、2021年12現在で1,000万人を突破しています。また、サービスの内容や機能に関する認知度はユーザー全体の約52%で、一番多い年齢層は20代女性の約87%でした(2021年12月現在)。

LINEギフト贈り手のユーザー層
画像出典:LINE『LINEギフト媒体資料』

  LINEギフトを通じてプレゼントを贈った人、受け取った人の割合も20代女性が多い傾向が見られます。ギフトを贈る相手としては、1位「家族」(約59%)に続いて、2位「同性の友だち」、3位「異性の友だち」とされています。

 このように、LINEでつながっている身近な人に贈り物をする手段として、若い年齢層ほどLINEギフトを活用している傾向が見受けられます。

LINEギフトに出品するメリット

 事業者側がLINEギフトに出品するメリットとしては、これまでと違った形でギフト商戦が行える点が挙げられます。

 イベントや記念日などの当日にはギフトメッセージが送られるため、必ずしも当日に品物を届ける必要はありません。商品発送はメッセージを送った後にずらすこともできるため、母の日やクリスマス商戦などの繁忙期の負担を軽減することができ、当日は集客に注力できます。

 また、LINEギフトはユーザーがプレゼントを贈る相手の住所を知らなくても利用できるので、自社商品の新たなニーズを掘り起こすきっかけとしても活用可能です。

 取り扱っている商品によっては、LINEギフトのユーザーにマッチングしたアプローチを行うこともできるでしょう。

LINEギフトの出品方法と販売手数料

Man hand holding credit card and using laptop computer ordering Christmas gift

 LINEギフトに関する基本的なポイントをおさえたら、実際に商品を出品する方法について把握しましょう。 具体的な出品方法としては、「Yahoo!ショッピングから出品する方法」「PayPayモールから出品する方法」「LINEギフト広告を利用する方法」の3つがあります。それぞれの出品方法について詳しく見ていきましょう。

Yahoo!ショッピングに登録

 Yahoo!ショッピングを経由してLINEギフトに出品するには、Yahoo!ショッピングでストアを開設して出品設定を行う必要があります。出品設定を行うことで、LINEギフト上での商品の登録や在庫の確認が可能になります。

  Yahoo!JAPANが運営しているYahoo!ショッピングは、食料品や家電、日用品などを幅広く取り扱っており、ギフトに適した商品が数多くラインナップされています。

 Yahoo!ショッピングの集客力を活かした展開が行えるので、LINEでのマーケティングにおいても相乗効果を期待できます。

  Yahoo!ショッピングに登録する際は、公式サイトから必要な情報を入力してストアの出店を申し込みます。 申込みに必要な情報と書類は以下のとおりです。

申込時に必要な情報

  • Yahoo!JAPAN ID
  • クレジットカード情報
  • 会社情報(登記簿謄本の記載内容・13桁の法人番号)
  • 代表者情報
  • 銀行口座情報(ゆうちょ銀行は登録不可)
  • 出店予定商材情報(一部取扱禁止商材あり)

申込時に必要な書類

法人の場合
  • 代表者またはサービス管理者の運転免許証、運転経歴証明証、在留カード、マイナンバーカードのいずれか1つ
  • 発行から3ヵ月以内の登記簿謄本(履歴事項全部証明書)
  • 公共料金の領収書、国税・地方税の領収証書または納税証明書、青色申告承認申請書(控)、社会保険料の領収書または納入告知書(納付書)のうちいずれか1つ
    (公共料金領収書は発行から3ヶ月以内、その他は発行から1年以内)

個人事業主の場合

  • 代表者の運転免許証、運転経歴証明証、在留カード、マイナンバーカードのいずれか1つ
  • 公共料金の領収書等、国税・地方税の領収証書または納税証明書、健康保険料の領収書または納入告知書(納付書)のうちいずれか1つ
    (公共料金領収書は発行から3ヶ月以内、その他は発行から1年以内)

 申し込みから2~10営業日程度で審査結果が届き、開店準備後には開店審査も行われます。 出店までに1ヶ月程度はかかるので、計画的にストアを開設してLINEギフトに登録できる環境を整えましょう。

PayPayモールに登録

 Yahoo!ショッピングと同様に、PayPayモールにストアとして出店することで、LINEギフトに登録できるようになります。ストアで取り扱っている商品をギフト用にも販売できれば、販路拡大につながるでしょう。

 PayPayモールへ出店する際は、Yahoo!ショッピングでの開店審査を経ることが前提となっているため注意が必要です。また、次の4つの条件のいずれかを満たす必要もあります。

  • Yahoo!ショッピングベストストアアワードの受賞歴があり、過去90日間の80%以上の期間優良店である
  • Yahoo!ショッピング経由で流通が年間1.2億円(税込)以上で、かつ過去90日間の80%以上の期間優良店である
  • 上場企業、上場グループに属する企業である
  • 年商100億円以上(家電カテゴリ500億円以上、食品カテゴリ30億円以上)の企業である

 さらに、PayPayモールへの掲載料として販売価格(税抜)の3%がかかる点にも気をつけておきましょう。

 PayPayモールは厳選されたショップをコンセプトに形成されているのでハードルが高い部分もありますが、要件に当てはまる場合は挑戦してみるとよいでしょう。

LINEギフト広告を利用する

 LINEギフト広告には、コミュニケーション広告としての「サンクスギフト」があります。仕組みとしては、広告主が商品を提供することで、ユーザーが無料で商品をギフトできるものです。

  サンクスギフトを通じて商材を実際に使ってもらうことで、商材の認知度向上や理解促進などが期待できるでしょう。 また、LINEギフト広告を利用すればプラットフォームを利用することができるため、キャンペーンページやメッセージカードなどを制作することも可能になります。

LINEギフトの販売手数料

 LINEギフトの販売手数料は、一般公開されていません。LINEギフトの担当者に直接問い合わせる必要があるので、気になる場合は尋ねてみましょう。

まとめ:LINEギフトの仕組みを理解して効果的に活用してみよう

Young daughter gives her father a gift

 贈り物は記念日などの特定の日付にあわせて購入するのが一般的ですが、社会の変化に伴ってギフトの贈り方も変化しつつあります。

  LINE配送ギフトの場合、記念日当日にメッセージとギフトを贈る旨を相手に伝えますが、品物そのものは後から配送することになります。 そのため、プレゼントを受け取る側は配送日時を指定して自分の好きなタイミングでギフトを受け取ることが可能です。事業者側も、母の日や父の日といったイベント前後の繁忙期の負担を分散させたり軽減させたりすることができるでしょう。

 また、LINEギフト広告を活用すれば自社の商品の認知度を高めるだけでなく、商品をユーザーに実際に使ってもらえるチャンスも広がります。 自社で取り扱う商品やサービスがLINEギフトでの出品に向いているかを検討して、積極的に活用してみましょう。

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この記事の著者

EC研究所(イーシーケンキュウジョ)

ECについての情報を調べ、まとめてお届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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