プレイドは、ウェブ接客プラットフォーム「KARTE」の新機能として、サイト内だけでなくサイト外の顧客とのコミュニケーションを可能にする「KARTE TALK」の提供を3月17日からスタート。まずはエンタープライズプランの契約企業を対象に段階的に提供する。
「KARTE」は、ウェブサイトに数行のコードを埋め込むだけで、来訪者の特徴や行動をリアルタイムに解析し、個々の来訪者にあわせたメッセージ配信などを可能にするサービス。これまではウェブサイト上に表示する「ポップアップメッセージ」を唯一の接客手段として提供してきたが、これを一気に拡充する。
「KARTE TALK」では、KARTE上からLINEへのコミュニケーションを可能にする「CLINE by KARTE」(2015年5月に提供を開始)に加え、ウェブサイト上のチャット、SMS、メール、Facebook通知、ブラウザ通知、スマホ通知を利用した新たなコミュニケーション手段を6つのプラグインとして提供。メールやプッシュ通知などを利用してサイト外でもコミュニケーションが可能になる。また、これらの異なるコミュニケーションを1つのタイムラインで一元管理することができる。
「KARTE TALK」では、来訪者を特徴で絞り込んだうえでコミュニケーション手段を選択し、入力したメッセージをすぐに一括送信できるほか、一人のお客様にメッセージを送信することも可能。SMSやプッシュ通知でメッセージを送るには、事前に顧客から許可を得ている必要があり、メッセージは許可を得ている人にしか送信できない仕様になっている。また、特定の条件に合致したタイミングでメッセージを送信するトリガー配信も可能だ。