そごう・西武では2013年から、デザイナー佐藤オオキ氏率いるデザインオフィスnendoと共同開発した日常雑貨を、自主商品「by|n(バイエヌ)」として販売してきた。今回それを拡大展開するため、同じセブン&アイグループであるイトーヨーカ堂、ロフトもふくめて高いデザイン性を持つ商品を共同開発。新しい雑貨ショップ「BY.N(バイエヌ) STORE」を10月7日から順次オープンする。
「BY.N STORE」では、ありそうでなかった日常使いの雑貨アイテムを展開。テーブルウェアやバス用品、お洒落なファッション雑貨やビジネスシーンにも使える感度の高いステーショナリーまで、約180アイテムをそろえる。
10月7日にイトーヨーカドー国領店でのオープンを皮切りに、新百合ヶ丘店、大森店に展開。西武は渋谷店、所沢店、船橋店、筑波店、高槻店、そごうは徳島店に展開。ロフトは渋谷など30店舗で展開する。
nendo代表の佐藤オオキ氏は、1977年カナダ生まれ。早稲田大学大学院を卒業し、デザインオフィスnendoを設立。2006年にNewsweek誌「世界が尊敬する日本人100人」に選出、2012年には、Elle Deco International Design Awardで「Designer of the Year」を受賞している。
佐藤氏は、セブン&アイのオムニチャネル総合サイト「omni7(オムニセブン)」のクリエイティブディレクターとしてロゴマークとウェブサイト、統一梱包箱をデザインしたほか、同グループのファッションPB「Jean Paul GAULTIER FOR SEPT PREMIÈRES」のロゴデザインと売場環境を担当。また、そごう・西武のラグジュアリーブランド専用サイト「e.CASTEL」の監修を行っている。