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Facebookの投稿が台湾からのインバウンド観光客を呼んだ! 伊藤久右衛門の投稿手順を大公開

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2017/02/14 08:00

 Facebookページの2014年年間エンゲージメント率日本で3位。LINE@経由で年間売上1,980万円。京都・宇治のお茶屋さん「伊藤久右衛門」のSNS活用術についてお届けします。第3回は、Facebook投稿を続けたことによる、思いもしなかった台湾からの支持。リアル店舗の集客にも貢献する、台湾特化投稿を行う手順を大公開します。

エンゲージメント率50%のFacebookページがもたらした、インバウンド効果

 前回は、Facebookの投稿にまつわるエトセトラを紹介したが、高いエンゲージメント率を維持しながらファンを増やすことで、結果、どのような影響がもたらされたのか。今回は、その影響について紹介していこう。

 前回、紹介した紫陽花パフェを例に出そう。はじめて紫陽花パフェの投稿を行ったのは、2013年5月末。当時、当社Facebookページへのいいね!数は、1万前後だった。にもかかわらず、投稿へのいいね!は5,400を超え、コメント約100件、シェアに至っては約640件を記録。エンゲージメント率は、なんと50%を超えた。

 「エンゲージメント率が高い」とは、すなわち「投稿がより多く拡散されること」である。投稿がより多く拡散された結果、何が起こったか。

 この投稿をきっかけに、紫陽花パフェは「美しすぎるパフェ」としてネット記事に掲載された。そして、掲載されたネット記事は、転載され、さらに転載され……を続け、最終的にYahoo!ニュース等、多くのメディアに紹介された。

 「美しすぎるパフェ」の波及効果は大きく、例年同時期、1時間待ち程度であった茶房は、最長3時間待ちに。投稿が拡散され、多くの人に読まれることで、実店舗への集客につながった例である。

 また、予想していない影響もあった。Facebookを運用し始めて2年が経過した時のこと。インサイトを確認している中で、気になる点を見つけた。いいね!の国別ファン数だ。

 当然、日本国内のファンが1番多い。しかしなぜか、次いで台湾からのいいね!が多い。日本を除いた諸外国の中では突出したファン数だった。特に台湾向け投稿をしているわけでも、特別にキャンペーンを打ったわけでもない。日本国内向けの投稿のみだったのにもかかわらず、だ。

 そこで、実店舗で外国人観光客にアンケートを実施した。結果、宇治の実店舗に来店した台湾人観光客の16%が、Facebookで事前に伊藤久右衛門を知り、足を運んだという事実が判明した。これは、本当に予想もしていなかった影響であり、知らず知らずのうちにインバウンド売上に貢献していたのだ。

 このようにリアルにも影響が出始めたことから、現在Facebook上では、台湾向けに次のような施策を行っている。


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連載:無名の企業が日本3位!伊藤久右衛門のSNS活用術

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