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季刊ECzine vol.22定点観測

LINEギフト2,500万ユーザー突破 上半期季節催事の流通額が過去最高に

 EC事業者がおさえておきたい13のテクノロジー関連トピックスの「定点観測」。LINE関連サービスのPR担当の皆さんに聞きました。※本記事は、2022年9月25日刊行の『季刊ECzine vol.22』に掲載したものです。

LINEギフト、父の日流通額が2.7倍に 50代以上のユーザーも増加中

 LINEは2022年7月、同社が提供する、LINEを通じて友だちにさまざまなプレゼントを贈ることができるサービスLINEギフトの最新のユーザー属性や利用動向を公開した。

 これまでにLINEギフトで商品を「贈ったことがある・もしくはもらったことがある」累計ユーザー数が、2,500万人を突破した。利用ユーザーの増加に加え、2022年5月13日~5月15日にLINEギフトが実施した全国30~64歳の男性2,024人を対象としたアンケートで、91%が「対面に限らず、オンラインで父の日ギフトをもらっても嬉しい」と回答するなど、“オンライン上でギフトを贈る・もらう”ことの認知が広がり、抵抗感なく利用しているユーザーが増えていると推察される。

 結果的に、今年の父の日当日の流通額は昨年比2.7倍となり、2022年上半期における主要なシーズナルイベント当日(バレンタイン・ホワイトデー・母の日・父の日)の流通額・利用者数は、2021年以前の各シーズナルイベント当日と比較して軒並み過去最高(2021年以前の各シーズナルイベント当日との比較)を記録した。なお、LINEギフトでは、2022年5月31日~6月26日にギフト選びをサポートする「父の日に贈りたいものリスト」機能を提供した。

 執筆現在、LINEギフトユーザーの最多属性は20代女性で、直近1年間(2021年6月1日~2022年5月31日)贈った人・もらった人ともに6割以上が女性となっている。サービスを開始した2015年から現在まで、20~30代の利用が多い傾向にあることは変わらないが、贈った人・もらった人ともに50代以上の割合が2倍近く増加(2015年6月1日~2016年5月31日と2021年6月1日~2022年5月31日の年代別購入ユーザー数の比較)。LINEで容易に贈答が行える特徴もあり、幅広い年代に利用が広がり、よりLINEギフトが一般化してきていることがうかがえる。

 2022年3月時点でLINEギフトの出店ショップ数は約1,000店舗、取扱商品数は約10万点。幅広い品揃えの拡充や、コロナ禍におけるソーシャルギフト需要の高まりなどにより、LINEギフトにおけるギフトシーンも多様化するなか、ユーザー向けにアンケートを実施し、最新の利用動向を調査した。LINEギフトのメインユーザーである20~30代においては、「贈った相手・もらった相手」の最多は「同性の友だち」となり、贈った相手は「父母」「異性の友だち」が続き、もらった相手は「異性の友だち」「同僚などの仕事関連」が続く結果となった。また、利用シーンの最多は「誕生日」、次いで「感謝・お礼(ありがとう)」となっており、LINEギフトならではの日常的なコミュニケーションでの利用がされている。

 93%のユーザーが「LINEギフトをまた利用したい」と回答(これまでにLINEギフトを贈ったことがあるユーザーを対象に集計、「とてもそう思う」「そう思う」の回答数を合算)しており、高い満足度がうかがえる。実際に利用して良かった点として、贈った側は「LINEで簡単に贈れる」「ちょっとしたお礼など、気軽に贈れる」「直接会えなくても気持ちが伝わる」「住所を知らなくても贈れる」、もらった側は「直接会えなくても受け取れる」「気軽に受け取れる」「サプライズ感が合って嬉しい」「相手とのコミュニケーションのきっかけになる」という回答が多い結果となった。

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