ギフティングによるSNSへのPR投稿サービス「#gift」を運営しているChocostoryが、購買行動とSNSの関係についてのオンラインアンケートを実施した。
まず、よく使っているSNSについて複数回答式で尋ねると、もっと利用されているのはYouTubeで72.4%。Twitterが63.6%、Instagramが52.0%と続いた。
SNSから得られる情報で商品購入の検討をしたことがあるのは66.8%に。商品購入検討時にSNSのハッシュタグで検索した人は41.2%となった。ハッシュタグで検索した経験のある人に、商品購入を検討したのはどのSNSかを尋ねると、1位がInstagramで34.8%、2位がYouTubeで32.8%と僅差で逆転する結果となった。
Instagramはよく使っているSNSの3位であるが、商品購入検討をしたSNSでは1位であるため、主に写真として投稿が流れてくる形式が購買意欲を刺激していると推察される。よく使っているSNSでは2位だったTwitterは、商品購入検討をしたSNSでは27.2%で3位となった。
「そのSNSが購買行動に影響した理由は何か?(複数回答可)」という質問には、48.0%が「投稿のレビュー内容・感想を見て良いと思ったから」が48.0%で半数近い結果に。「有名人やインフルエンサーが使っている投稿を見たから」が30.4%で、「友人が使っている投稿を見たから」は5.2%。インフルエンサーのPRを消費者は理解している段階におり、実際の商品購入の鍵は投稿内容にあると推察される。
最近買った商品の購入のきっかけについて聞くと(複数回答可)、1位は「ネット広告・ネットで見つけて」(44.0%)。「SNSで見つけて」(42.8%)、「テレビ・テレビCMを見て」(27.2%)と続く。
調査概要
- 調査方法:Chocostoryオンラインアンケート
- 調査期間:2021年9月10日〜9月11日
- 調査対象:インターネットに接続可能な250名(10代:1名, 20代:51名, 30代:113名, 40代:59名, 50代:23名, 60代以上:3名)