デジタルマーケティングカンパニーのADDIXが運営する、マーケティング情報メディア「BWRITE(ブライト」は、2017年2月22日(水)、自主調査「ECについての意識調査 化粧品編」の第2回レポートを公開した。
BWRITEは2016年12月、20~40代の女性300人に対して「ECについての意識調査」を実施。ECでの購入状況やその理由を調査した。今回は「化粧品編」第2回レポートとして、女性たちがそのサイトやアプリで購入している理由やサイトを訪れるきっかけについての結果を公開した。調査内容の概要は下記の通り。
購入サイトの認知経路は「公式サイト」「ネット検索」が上位。40代は「メルマガ」
化粧品について、「もっともよく購入しているサイトやアプリ」について聞いてみたところ、「覚えていない」を除き、どの年代でも1~3位は「メーカー公式サイト」「モール型ECサイト」「ネット検索」という結果となった。4位以下は年代によって異なり、20代では、「ネット上に表示された広告」が4位、30代では「価格比較サイト/商品レビューサイト」が4位、40代では「メールマガジン」が4位となっている。
サイト選びのポイントは、「ポイントが貯まる」「安さ」は大前提。さらに「信頼性」「クチコミ」「商品力」などで決まる
「もっともよく化粧品を購入するサイトやアプリを選んだ基準」を自由記入で質問したところ、「ポイント」「安い」という2つの言葉を示す円がとても大きく表示され、この2語の出現数が多いことがわかった。また、「クチコミが見られる」「直販なので信用できる」「値段の比較ができる」など実にさまざまであり、細かく分かれていた。「自分の肌に合ったものが欲しい」という商品を基本とした回答も見られた。
新規サイト利用のきっかけは、「ポイント」と肌変化による「商品切り替え」
今まで購入したことがなかったサイトやアプリで「化粧品」を購入した場合のきっかけを調査したところ、「ポイント」「商品の切り替え」の2つが主な理由となった。どの年代でも「サイトやアプリで買うとポイントがもらえた」という回答が多く、30代と40代では1位、20代でも2位となっている。「商品の切り替え」については、具体的な理由として「肌タイプ」と「悩み」が多く上がった。
新規サイトの認知経路は「公式サイト」が1位。20代は「ネット検索」「Twitter」も。
新たに購入したサイトやアプリの認知経路については、「メーカー公式サイト」がすべての年代で1位。年代別に見ると、20代では「ネット検索」「Twitter」が、30代では「価格比較サイト/商品レビューサイト」が、40代では「ネット上に表示された広告」「メールマガジン」が、それぞれ他の年代よりも割合が高い結果となった。
また、「ネット検索」と回答した人の具体的な検索ワードでは、「悩み」「商品名」「アイテム名」などが上位に上がった。
【調査名】 「ECについての意識調査【化粧品編】」
【実施期間】 2016年12月22日(木)~12月26日(月)
【 調査対象・人数】
Fastaskモニター会員である20~40代の女性300名(有効回答から300名を抽出)
(年代割り付け:20代、 30代、 40代 各100名ずつ)
【調査方法】WEBアンケート方式
【調査企画・設計/調査主体】BWRITE(運営: ADDIX)
【テキスト分析】ADDIX アナリティクスユニット
【調査実施機関】ジャストシステム「Fastask」