SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

最新イベントはこちら!

ECzine Day 2024 Autumn

2024年8月27日(火)10:00~19:15

ECzineニュース

アパレル関連企業、2014年度は約半数が業績悪化、2割超の企業が赤字に

 ここ3年ほどで急激に進んだ円安による仕入コストの上昇や、2014年4月の消費増税の影響に伴う消費の低迷などから、アパレル業界の経営環境は非常に厳しい状況が続いている。加えて、2014年度以降はアパレル関連企業の倒産が増加に転じているほか、一部大手アパレル企業でも業績悪化を余儀なくされており、その動向が注目されている。

 こうした状況を踏まえて、帝国データバンクは、2012年度~2014年度のアパレル関連企業の業績動向について調査・分析した。その結果、2014年度のアパレル関連企業の年売上高の合計は前年度比0.7%増の10兆468億9900万円で、伸び率が鈍化。同年度の赤字企業の割合は、21.6%で、2013年度比で2.8ポイント上昇し2割台になっている。減益企業も含め、56.2%が業績悪化、または改善していない状態だ。

 赤字企業の割合は、年商が1億円以上では2割前後だが、「1億円未満」では約3割の企業が赤字になっている。地域別に分析すると、年売上高は「中部」が前年度比2.5%減となり三大都市圏で唯一の減収となったほか、「東北」の赤字企業の割合が34.6%と唯一3割超えとなっている。

【本調査について】

調査対象:「男子服卸」「婦人・子供服卸」「下着類卸」「男子服小売」「婦人・子供服小売」を主業とする企業。このうち2012~2014年度の年売上高が比較可能な1万5,688社について分析を行った(かばんや靴、アクセサリーなどの服飾雑貨を扱う業者は含まない)。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

ECzine編集部(イーシージンヘンシュウブ)

ECZine編集部です。ネットショップ運営に役立つ情報をお届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事をシェア

ECzine(イーシージン)
https://eczine.jp/news/detail/2168 2015/10/28 16:55

Special Contents

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

2024年8月27日(火)10:00~19:15

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング