MMD研究所は、予備調査では15歳~69歳の男女7,248人、本調査ではながらポイ活アプリ現在利用者300人を対象に、「ながらポイ活に関する調査」を実施した。調査結果は次のとおり。
ながらポイ活アプリの認知は80.6%、現在利用は55.5% 現在利用・利用経験・認知いずれも10代がトップ
15歳~69歳の男女7,248人を対象に、現在利用しているデバイスを聞いたところ、スマートフォンまたはタブレットを利用しているのは94.8%。次に、スマートフォンまたはタブレットを利用している6,874人を対象に、ながらポイ活アプリについて聞き、ファネル構造で「認知」~「現在利用」を見ると、「認知」は80.6%、「利用経験」は61.3%、「現在利用」は55.5%となった。年代別で見ると、いずれも10代(n=476)がトップとなった。
ながらポイ活アプリの利用経験ジャンル、「移動計測」が約4割でトップ
スマートフォンまたはタブレットを利用している6,874人を対象に、ながらポイ活アプリの利用経験をジャンルごとに聞いたところ、現在利用は「移動計測」が32.8%ともっとも多く、次に「レシート撮影」が30.2%、「ゲーム」が21.6%となった。
過去利用は「ゲーム」が8.1%ともっとも多く、次に「レシート撮影」が7.5%、「移動計測」が7.0%となり、現在利用と合わせると「移動計測」が39.8%ともっとも多い結果に。次に「レシート撮影」が37.7%、「ゲーム」が29.7%と続いた。
次に、移動計測のながらポイ活アプリの利用経験がある2,736人を対象に、利用経験のあるアプリを複数回答で聞いたところ、「トリマ」が63.1%ともっとも多く、次に「Coke ON(コーク オン)」が30.1%、「dヘルスケア」が23.6%となった。
ながらポイ活アプリでもっとも重視する点は「ポイントの貯めやすさ」「安全性・信頼性」「手軽さ」
予備調査から抽出した、ながらポイ活アプリ現在利用者300人を対象に、ながらポイ活アプリで意識してポイントを貯めているか聞いたところ、91.3%が「貯めている」と回答。
続いて、ながらポイ活アプリをダウンロードする際にもっとも重視する点を聞いたところ、「ポイントの貯めやすさ」が42.7%ともっとも多く、次に「安全性・信頼性」が18.3%、「手軽さ」が14.3%となった。
ながらポイ活アプリ未利用者の利用意向は42.5% やりたいジャンルのトップは男性が「移動計測」、女性が「睡眠」
ながらポイ活アプリ未利用者2,663人を対象に、ながらポイ活アプリでやってみたいジャンルがあるか聞いたところ、42.5%が「ある」と回答した。
次に、ながらポイ活アプリでやってみたいジャンルがある1,132人を対象に、ながらポイ活アプリでやってみたいジャンルを複数回答で聞いた。性別で見ると、男性(n=561)は「移動計測」が50.6%ともっとも多く、次に「睡眠」が46.3%、「ゲーム」が30.3%となり、女性(n=571)は「睡眠」が49.0%ともっとも多く、次に「移動計測」が47.1%、「レシート撮影」が35.7%となった。
節電プログラムの認知は41.1%、参加は7.8%、参加検討は43.3% 女性の若年層の認知が低く参加検討は男女ともに60代が高い傾向
15歳~69歳の男女7,248人を対象に、節電に応じてポイントを付与する節電プログラムについて聞いたところ、「参加している」が7.8%、「参加を検討している(参加していない)」が16.6%、「節電プログラムを知っているが、参加しようと思わない」が16.7%、「節電プログラムを知らなかったが、参加に興味がある・検討する」が26.7%、「節電プログラムを知らず、参加しようと思わない」が32.3%。
「参加している」~「節電プログラムを知っているが、参加しようと思わない」を合わせた41.1%が節電プログラムを認知しており、「参加を検討している(参加していない)」と「節電プログラムを知らなかったが、参加に興味がある・検討する」を合わせた43.3%が参加検討していると結果となった。
性年代別で見ると、認知は男性50代(n=756)が48.7%、参加は男性30代(n=623)が10.0%、参加検討は女性60代(n=682)が54.0%とそれぞれトップとなり、女性の若年層は認知が低く、参加検討は男女ともに60代が高い傾向があることが判明した。
調査概要
- 調査期間:2022年7月29日~8月2日
- 有効回答:<予備調査>7,248人 <本調査>300人
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:<予備調査>15歳~69歳の男女 <本調査>ながらポイ活アプリ現在利用者